自立には SOSが言えるための支援を



知的障害がある人の福祉サービス事業所は、
自立に向かって、支援をしていくところです。

では、自立に向かって、
何をどのように支援をするか?

そのポイントを
なかなかご理解いただけない事が
まだまだあるのです。

ただ単に、できないことの
お手伝いをするだけであったり、

できないことに対して注意をし、
社会と同等レベルのことを求めたり、

できないだろうからと経験の機会も
作らないといったことを
支援者がしてしまう事になります。

やさしければ良い訳でもなく
厳しくすることが良い訳でもなく、
経験の場がないこともまた、
自立からは遠のくのです。

ですから、
支援者は、
自分がしていることは
自立に結びつくのかを考えつつ、
支援をし、
彼らに接していただきたいのです。

さて、この自立というものを
どんなイメージに
しているでしょうか?

自立というと、
会社勤めをすることや
一人暮らしや結婚をすることが
自立というイメージになりやすく、
軽度の人たちのものと捉えがちです。

もちろんそういう自立の道もありますが、
どの人でも、
その人にとっての自立があるのです。

総合的に自立なのではなく、
部分的な自立の集合体とでも言いましょうか。

食べたいと表現することが自立であったり、
熱が出て、施設を休むことができたなども、
その人にとっては自立なのです。

では、様々な人の様々な自立について、
できたらよいことは何か?というと、
私は、SOSが言えることや
表現できることが
大切だと思っています。

自分が困っているとか、
誰かに支援をしてほしいと
表現することです。

このスキルがあり、
誰かに頼める人であると、
生活も楽になり、
支援が入ることで、
生活の質も良くなっていきます。

例えば、
ジュースが飲みたくて、
自動販売機で買ったけど、
どうしてもふたが開けられない時に、
我慢をするのか、
通りがかりの人に声をかけて、
「開けてください」と言えるのかでは、
もちろん、言葉がなく、
「アー」だけで通じれば、
それも良いですね。

このようにSOSを訴えることで、
生活の質が変わります。

できないことをできないままでいるか、
できないことを必死で頑張るか、
できないことは人任せにするか、
こういったところにも、
本来の自立のポイントがあるのです。

ですから、この困った瞬間を
経験していただくことも
「機会」になります。

なんでもやってあげるのではなく、
自立のための機会(チャンス)にできるかは
支援者次第なのです。

あなたの、関わり方で、
その人が自立方向に行くか、
それともいけないのか。

それくらい、支援とは、
その人の人生に大切なものです。

SOSを言ってもらえる
支援者になることもまた、
あなたの役割でもあります。

彼らのがんばりではなく、
彼らが普段の力を出していて、
自立に向かえることが大切です。

あなたの支援で、
彼らが本来持っている力を
引き出し、
SOSが言える人になっていただけるよう
支援をしていきましょう!

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