まず 学校の先生が 施設を見ましょう!



特別支援学校の夏休みのうちに、
施設の見学に行こうと書かせていただきましたが、
今日は、その特別支援学校の先生方に
お話を書きたいと思います。

あなたの近くの施設の情報が
どのように取っていますか?

インターネットでホームページを
見たりもしているかもしれませんが、
実際に足を運んだことがありますか?

例えば、
テーマパークやイベントなど、
ホームページを見て、
楽しそうだから行ってみたけど、
なんだか書いてあることと違うなあ?
と言うこともありますよね?

ホームページは、その事業所の
「自慢」ですから、
行ってみないとわからないこともあるのです。

時間がないからと、
HPだけで判断して、
生徒の皆さんに紹介していませんか?

もしくは、
他の教職員の方からの情報をたよりに、
そのままの情報をうのみに
しているのではないでしょうか?

やはり、目で確かめ、
空気を感じて頂きたいと思うのです。

さて、生徒さんの進路は、
この時大きな決断をしなければなりません。

その時に、より良い情報を
生徒さんやご家族に、
伝えるのが、
特別支援学校の先生の役割なのです。

ですから、
あなたの役割は非常に大きなものなのです。

どこの施設もメリットデメリットがあり、
その生徒さんにあった施設ばかりではありません。

でも、よりあった施設というのはあるはずです。

そこを見抜くためにも、
まずは、施設見学をするべきだと思いませんか?

よくあるのは、ご本人と親御さんの見学の際に、
一緒について行って初めて知るパターン。

これは、良くないですね。

先生として知るべきことと、
親として知るべきことは違います。

先生は、大勢の生徒さんを考え、
知るべきですし、
ご本人と親御さんは、自分たちのために
知るべきですから、
取る情報は、全く違うのです。

それを一緒に見学してしまう事は、
情報提供側としても
伝えきれなくなりますので、
先生たちだけで行きましょう。

「ついで」ですることではないと思いませんか?

確かに多くの施設が存在しますので、
そのあたりは、効果的に、
見て回ってください。

もちろん、
他の職員さんと共有をしつつ
情報を充実させていただきたいと思いますし、
何かのきっかけに、
その施設に立ち寄ることも
良いのではないでしょうか?

そして、一人一人の生徒さんに合わせた情報の
提供をしてください。

親御さんから、あっちの施設は
どうなのだろう?と聞かれた時にも、
すぐ情報が話せると
安心感にもなりますね。

比較対象できるくらいの情報は、重要です。

それから、施設を見学するのは、
あなたの生徒さんが、
どんな大人になっていくのだろう?という
イメージももてますよね?

学生さんばかりしか、
会ったことがないと、
大人になった時、
歳をとった時、
グループホームを利用した時などの
ライフステージを考えることは
なかなかないかと思うのです。

ですから、施設に行くことで、
学びの機会にはなるのです。

知らないことを知ることは、
生徒さんの将来を決めるために
有効なものばかりです。

そして、やはり、先生方にとっても、
夏休みは有効なのです。

ぜひ、施設の見学をしていき、
自分から情報をキャッチしていきましょう!

教育