アクシデント対応力を身につけていただきましょう



行こうとしていた道が、
混んでいたり、工事で通れない時、
迂回(うかい)をすることがあります。

このようなことは、生活の中でも
起りえます。

様々な問題や課題があった時に、
それを避けたり、
他の方法の方がよかったり。

要するに、
問題の回避というか、
新しいアイデア。

人生、
アクシデントが発生しないことを
願っていても、
様々な関係性の中で生きていたり、
自分一人でも、
忘れてしまったり、
ひとつのことに時間がかかったり、
思い通りに行かなかったことのほうが
多いのではないかというくらい、
アクシデントだらけだと思います。

そういった、アクシデントが
ひとりの時に起きた時に、
まず、受け入れ、
自ら、臨機応変に、
変更をして、
その方向にとりあえず進んでみること。

これができることは、
人生を楽にできるかどうかに
通じるのではないでしょうか?

今、
課題があるのに、
そのことから離れられない場合、
それができるようにならなければならないなど、
自分のがんばりだけでしか
解決できないような気分になるかもしれませんが、
違った方法を考え付く柔軟さを
身につけられることも大切なのです。

「この方法しかないよなあ」
では、アイデアは出てきません。

「他の方法で何とかならないかなあ」
と思うことで、
アイデアは、増えていきます。

たとえば、
キャベツを買おうとした。
高いけど、それを買うのか?
他の野菜で代用できないかと考えれば、
もっと安い野菜を買うことができます。

紙に書いて計算をしていても
間違うのであれば、
計算機を使うこともできます。

どうしても洋服のボタンをつけることに
時間がかかるのであれば、
ボタンがないものを買います。

こういったことは、
障害があるなしに関わらずです。

「工夫」という言い方であったり、
「代替え」という言い方であったりします。

あとは、
アクシデントがあったその瞬間に
違うアイデアを思い浮かべることが
できるかは、
最初は難しいと思います。

でも、
アクシデントがあったら、
違う方法を考えてみることを、
ルール化すると、
考えられることが増えていくでしょう。

アクシデントを
常に支援者と一緒でないと
解決できないのではなく、
迂回路を見つけるような
意味合いの工夫が
ひとりでもできるようになっていただくよう
支援者は支援をするのです。

たとえば、
計算ができない人に、
計算機を渡す支援が必要な人もいますが、
計算機を思い浮かべられるよう
考えることに
支援をすることもできます。

その人の自立を
どこに置くかです。

支援者が何でもやってあげることでは
アクシデント対応力が身につきませんから、
支援者も
その人が一人で回避できるようにと
考えることです。

臨機応変に考えることが出来ることは
何にでも役に立つことでしょう。

いつもいつも私たちは、
彼らのそばにいるとは限りません。
彼らが自分で、
アクシデントを回避するときがあるのだ
という視点を持って
支援していきましょう!