「ハローワークに行くときは、スーツで行ってください」
といった私に、
「うちの子、また落ちますよ。どうせ受からないでしょ?
だから、スーツじゃなくてもいいでしょ?」
といったお母さん。
「じゃあ、就職支援は、しないっていうことでいいですか?」
と、私。
お母さんの顔色が変わりましたね。
この、「受からない」は、
受かりたいという気持ちではありながら、
何度も受けてきて、落ちている。
だから、またどうせ受からないでしょ?
の気持ち。
ご家族に、受かるつもりがないなら、
ご本人は、それ以上に受かると思わないでしょう。
今は、就職の準備なんだよ。
という姿勢は、その方に関係する私たち支援者全てが、
その方向性で進まなければ、
得られる結果も得られません。
受からないかもしれないと思いながら、
受けるのではなく、
受かるために受けるのです。
ご家族で、どちらの方向に見るのかによっては、
お家で「どうせ受からない」と
いう態度になっている場合もありますね。
それはだめですよ!
気持ちも負けてしまっていることになります。
もちろん、受からないこともあるかもしれませんが、
最初から、受からないを想定するべきではありません。
受かるために、受ける。
受かるために、準備をする。
受かるために準備をしなければ、
就職試験の際にも、
どうせ受からないでしょ?という顔になります。
だから、チャンスを逃しやすくなります。
親御さん同席の試験もあるようですし、
見られていますよ。
私は、この子を、御社で働かせたいのです!
そういう気持ちになるべきなのです。
受からないと本当に思うなら、受けさせないでください。
受かるために、なにをするか。
そういう気持ちで、
ご家族一体となって、就職準備を
していきましょう!
受かる!受かる!受かる!と、何度も口にしてみてください。
あなたの気持ちが変わってきますよ。
「うちの子は受かるぞ」と思った人にしか、
チャンスは訪れないことをお忘れなく!