支援の始まりを断っていませんか?



知的障害がある人から、
あなたの施設を利用したいとか、
こんな支援をしてほしいとか、
希望が出てきたときに、
何かの理由をつけて、
ことわることがありますね?

定員がいっぱいなら、わかります。
ニーズが、あなたの施設でないなら、
わかります。

たとえば、実習をして、
ご本人の様子を見た後に、
障害の状態を見て、
自分の所には入ってほしくないと、
拒否をすることがあります。

「○○施設の方が、あっているのではありませんか?」

私たち支援の仕事は、
実は、正当な理由がない限り、
拒否につながるような方向性を
持つべきではありません。

では、どうやったら拒否しない自分に
なれるか?と
考えてみていただきたいのです。

拒否をしがちな人は、
相手にその理由を求める人も多く、
手がかかるから、
多動だからなどの
理由づけをすることが多くみられます。

また、やってもいないことを
不安に思って、できないと
思い込んでいるかもしれません。

この障害を理由とした拒否は、
こんな言い回しもしていませんか?

「もう少し、○○だったら、受け入れられるのに」

この言葉は、
障害を治してから来てくださいねと
いわんばかりの言葉となります。

自分たちの支援力を棚に上げたような状態で、
相手に努力を求めている言葉です。

でも、これも間違いなのです。

「障害」は、この時点で、このままです。
治ることもありません。

支援者が関わることで、
その障害が軽減されるために、
あなたの施設が存在すると思ってください。

「自閉症だから受けつけません」
「強度行動障害なら、うちはできません」

この言葉も良く聞きましたが、
未だにあるのではないかと危惧しています。

そして、入所(利用)ができたとしても
次に待っているのは、
「あなただけ特別な支援はできません」

障害に合わせた支援をするところなのに、
それを特別という形で評価され、
支援の拒否につながっていませんか?

こういった、
障害を理由とした受け入れ拒否は、
あなたの施設自身のスキルアップで
解決する案件です。

まさに、障害がある人の状態が、
「障害」ではなく、
あなたの施設の受け入れ方そのものが、
社会の中で暮らすための
「障害」となっていることに気づきましょう。

さて、自分たちは、どんなスタンスを持って、
施設経営をするのでしょうか?

障害とは何?と捉えているのでしょうか?

また、自分たちの支援力の向上のために、
何をするべきなのでしょうか?

あなたが、さまざまな拒否をしたことで、
その人の障害が軽減されるわけでもないのです。

あなたは何をするべき人なのか、
考えてみましょう。

自分たちは、
彼らの自立のために何をする人なのか?

私たち職業的支援者は、
その人に寄り添うことが仕事です。

やってみなければ、
わからないこともあります。
不安になりすぎないで
スタートしてみませんか?

自分たちの仕事を
もう一度考え直し、
受け入れられるようなスキルを身につけた
職員集団になりましょう!

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