ことはシンプルなのです。
知的障害がある人の支援がうまくいかないのは、なぜか。
一つ一つ、いろいろ書きました。
ゆっくり、ゆっくり、1行ずつ、読んでみてください。
そして、もし当てはまるものがあったのであれば、
自分をどう変化させましょうか?
そこをお考えいただくことです。
あなたと相手(彼ら)。
あなた自身が変化をすることです。
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あなたの支援が、その人には合っていないからです。
相手に合わせようとしていないからです。
あなた自身に合わせようとしているからです。
相手が障害で困っていることに合わせていないからです。
相手の障害を理解していないからです。
相手ではなく、自分のことを見ているからです。
相手のしあわせを考えていないからです。
支援を楽しんでいないからです。
上司の顔色を窺っているからです。
初心を忘れてしまっているからです。
時間を気にしているからです。
世間体を気にしているからです。
世間に合わせようとしているからです。
世間のために障害がある人を変えようとしているからです。
世間のクレームがこわいからです。
世間に迷惑をかけたくないと思っているからです。
相手の人生の主体がその人ではないからです。
今日もつまらないと思っているからです。
彼らがひとりひとり違うことを認めないからです。
別な方向から見ようとしていないからです。
自分がした方法を変えようと思わないからです。
これしかないと思い込むからです。
自分がやっていることが正しいと思い込むからです。
間違ったらどうしようと不安になるからです。
彼らの行動の原因をつかんでいないからです。
見ていないことに理由をつけて、それだと思い込んでいるからです。
人のうわさを信じているからです。
悪いのは、自分ではないと思っているからです。
彼らが自分に合わせるべきだと思っているからです。
自分がされたら嫌だなを振り返らないからです。
彼らが自分の言うことを聞いてくれないと思い込んでいるからです。
彼らが悪いと思うからです。
彼らの悪いことは家族のせいだと思うからです。
彼らが悪いのは自分以外の支援者のせいだと思うからです。
彼らが努力すれば改善すると思うからです。
世の中が悪いと思っているからです。
差別的な人間は抹消されたほうがいいと思い込んでいるからです。
自分と反対意見の人とはいっしょにやろうとしないからです。
自分でなければだめだと思い込んでいるからです。
彼らの将来を見ていないからです。
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まだまだあるでしょう。
もし、どれかに当てはまったなら、
支援は、うまくいきません。
でも、改善する方法は見つかるでしょう。
自分の支援を振り返りましょう。
自分自身を変化させましょう。
彼らの障害は何か?
支援とは何をすることなのか?
原点に戻りましょう!