知的障害者の支援事業所は、
多数の職員で構成されています。
人間関係が発端で、
様々な問題も発生してきています。
この人間関係の問題は、
ないところもあるのですから、
今、そのような問題を抱える事業所でも、
何かがきっかけで、
解決していきたいと思いませんか?
その一つのヒントになるお話をしたいと思います。
ところで、
自分のことを一番知っているようで
一番知らないのが自分ですね。
強みを知ることを推奨していますが、
自分では気づきにくいですね。
他者に言われて気づき、
他者に頼られて、力を発揮し、
自分ではわかっていなかったことを
知ることとなります。
思ったより、
他者のほうが的確に
自分というものを評価をし、
伝えてくださっているのに、
その言葉を信用していない人も多くいます。
「あなたって、すてきな人ね!」
と言われ、
謙遜するのが日本人。
その言葉をそのまま、
「ありがとうございます」と受けてみれば、
自分の強みにも気づき、
自分への自己評価も
上がっていくと思いませんか?
自分が自分らしく、
もっと自分の強みや良いところを、
自分で気づくために、
組織の中で力を使い、
他の職員に、自分の良いところを
見つけてもらうという視点が、
多くの人に
不足しているところなのだと思います。
なれていないと、
はずかしいですものね。
自分は、ずっと自分を見ているつもりになり、
だからこそ、灯台下暗しで、
成長していることさえ、
気づけないくらいなのです。
他の職員は、なぜあなたの
良いところや強み、
そして、成長に気づくのでしょう?
それは、その人にとって、
必要な人を探しているからです。
その人が、自分にとって、必要な人は、
ここちよいと思う人です。
そんな人を探し続けているからこそ、
あなたという人の評価が、
上手なのです。
そして、ほめられたのであれば、
間違いなく、ほめた人にとって
お役に立つあなたなのです。
素直になりましょう。
謙遜している場合ではないです!
評価を否定せずに、
ありがたく受け取りましょう。
そして、自分が
どんなところに役立つ人間なのかを、
把握しましょう。
あなたの力を
欲しがっている人はたくさんいます。
出しおしみなく、
提供しましょう。
ここは大事なのです。
出しおしみなく提供することなのです。
そして、あなた自身も
相手のすてきなところを
「すてきです」と素直に言える人に
なりましょう。
お互い認め合うところから、
笑顔の輪が広がっていくはず。
笑顔のある組織や社会は
こういうひとりひとりの
気づきと発信から、
作られていくのです。
相手のすてきなところ、
毎日1つずつでも
見つけて、
声に出して相手に伝えていきましょう!