残業をする自分を問題視するべき



いきなりですが、
残業していますか?
と、問えば、
かなり多くの確率で、
残業をしている支援者が
いらっしゃると思います。

もう、残業するのが当たり前で、
残業代も出ないという状況でしょう。

ここには、
自分が自分をそうさせてしまう
ワナがあるのです。

そこから抜け出すのは自分自身です。
誰かが何か行動を起こすことを待っていても、
無理です。

自分が仕掛けたワナに
かかっていることが、
当たり前になっていますので、
自分を変える1歩を踏み出しませんか?

残業をしている人が多数いる事業所では、
皆さんが一人ひとり、
このワナにかかっている可能性があります。

ですから、改善するには、
仲間がいたほうが、
もっと実現可能ですが、
自分一人でもやるべきことです。

このまま続けることは、
事業所にとっても良くはありません。
そして、
あなたやあなたの同僚が、倒れたり、
また、疲れて、次の日の支援に支障が
出ることがあるのです。

若いからとか、
まだ大丈夫といっているのは、
美談にはなりません。

また、自分が残業をしていると、
「していない人」を
攻撃対象とする人がいます。

たとえば、子育て中の人が
定時ピッタリに帰ることが
許せなくなったりします。

おかしな話です。

定時に帰ることは、
当たり前のことなのです。
もう、こうなっているあなたは、
感覚が鈍ってきていますね。
「残業中毒症」ですね。

では、
あなたがあなたに仕掛けているワナを
確認しましょう。

残業をすることで、
やさしい人に見られる。
やった気になる。
がんばっているように見てもらえる。
一生懸命考えているように見られる。
施設に貢献しているように見られる。
疲れたというと、やさしくしてもらえる。
この仕事は大変だと言うことで、すごいと思われる。

たぶん、あなたは、
そうは思っていないでしょうね。

残業が嫌で嫌でたまらない。
では、なぜ続けているのでしょうか?

誰かが仕掛けたワナだと思っているから、
自分から改善できないのではないでしょうか。
強要されず、帰っている人もいるので、
発端は、誰かだったとしても、
今は、自分が自分の残業を支配しているのです。

先ほど書いたことは、
無意識のうちに感じていることなので、
自分はそんなことを
思っていらっしゃらないはずです。

でも、そのワナから
抜け出せない自分は、
無意識のうちに他の人を意識して、
そういう自分を
作り上げている可能性が高いのです。

残業しないと仕事が終わらないのであれば、
残業しなくて済むような、システムを考える。
残業しなくて済むような、仕事の量にする。
残業しなくて済むような、スピードUPを図ってみる。
残業しなくて済むような、他者との協力をしてみる。

そう提案すると、
できませんよ。
という方、多いですよね。

なぜかというと、
自分を改革するには、エネルギーが必要で、
できないって言っている方が
改革するより楽だからです。

だから、「残業する自分」にとどまっている
可能性が高いのです。

残業をしていない事業所もあります。
残業しないよう、
改善できた事業所もあります。

できないのではなく、
やらないのです。

残業をしないと決めた事業所は、
昼間の働き方から変えています。

・事務仕事が、簡素化されてきています。
・活動をする職員と事務をする職員の
 ローテーションを作っています。
・何時と決めて、施設の施錠をしています。
・急ぎの事務作業がある人が優先して、
 事務を入れています。
・皆さんで協力して手分けをすることをしています。
・適材適所、自分ができるところをやるなど、
 役割分担ができています。
・個別支援計画などの会議は、
 時間を決めてその中で
 やりきる努力をしています。
・終わらなかったら、
 次の日にやるなどのルールもあります。
 そのための準備もしています。
などなど。

でも、そうなるまでは、
残業をせずに、
残業していたときと
同じだけの事務仕事を
こなす日々だったことでしょう。

その中で、効率的にすることや、
話し合いに時間をかけない技(ルール)を
身につけています。

これは、残業しながらではなく、
残業をしないからこそ、
技が身についています。
そこがポイントです。

あなたは、自分で仕掛けたワナに
かかったままで文句を言いつつ、
体を壊し、日中の利用者との活動に
疲れを感じるままでよいのですか?

残業をせず、
クリアな思考になって、
次の日の仕事が楽しくなる自分を目指しますか?

「できない」のではなく、
「やらない」あなたに気づきましょう。

そして、一人からでも始められる
自分になりましょう!

早く帰って、誰かに何か言われるのではないか?
と気にしているうちは、
あなた自身が変わりません。
自分のしていることに他の職員も巻き込みましょう!

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