自閉症支援:不適切な行動で楽しんでいるような場合



自閉症の彼らが、
パニックでもなく、
ちょっと危険なことを
やっている人もいますね。

唇の皮をむく
髪の毛を抜く
血を出す
他の利用者をけるなど、
同じ行動をしているから、
同じ原因だとは限りませんが、
相談者の話によると、
楽しんでやっていると
見えるようです。

これが、くるくる回っている
体を前後に揺らしている
などのようなことであれば、
特に、
支援者は、
いつものことねくらいで、
気にも留めない場合もありますが、
血が出るとか、
皮膚がはがれる、
相手がけがをするとなれば、
この行動をやめさせたいとなるわけです。

だからこその相談ですね。

もし、パニックとして
やっているのでなければ、
あくまでも仮説ですが、
何をするかが
わからない時などに
そういうことが
起きていないでしょうか?

何かに集中しているときは、
そういうことがないけれど、
自由な時間とか、
することがないときとか、
ちょっと何かを待っているときとか、
電車に乗っているときとか。

そういうことをするのは、
どんな時なのかを
確認していただけますか?

遊んでいるよう見えている、
楽しんでいる、
という時は、
パニックではない可能性もありますし、
やることがなく、
「知っていて心地よい動き」を
している可能性もあります。

こだわりと一緒で、
そのことをしていることが、
心地よいのだとすれば、
ただ単にその行動を止めるだけでは、
解決はしません。

代替えの何かを提示するとか、
それよりも楽しい遊びを提供するとか、
やることを提供するとか、
もしかしたら上記のようなことで、
あなたが「やめさせたい」と
思っているような行動が、
なくなるかもしれません。

あくまでも、
仮説です。

なぜ、この仮説を立てたかというと、
どうも、
この手の質問が、
児童支援関係からでてくることが多く、
「自由時間」などに
発生している可能性もあるのです。

彼らは自由時間といわれても、
何をすればよいのか
わからないことが多くあります。
ですから、その間に知っている動きを
している可能性があるということです。

時間をやり過ごすための
手立てなのかもしれません。

どうして、「危害」と
なるようなことをするのかは、
不明ですが、「危害」的なことと
認識してやっているよりも、
単に、そこにあるものや
知っている動きで
遊んでいるかもしれません。
あとは誰かがやったことを
まねているかもしれません。

そこをつかむのは、
現場のあなたになりますが、
自閉症の人は全体的に、
「やめなさい」
だけでは、やめられず、
「やることを提示すること」で、
やることをするために、
不適切と思われることが
なくなることはあります。

原因は何か?
その人が心地よいことは何か?
どんなことで、過ごしていると、
その行動はなくなるか?など、
観察をして、
支援に活かしていきましょう!

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