「?」の思考 「!」の思考



題名をお読みいただいて、
何のこと?
と思ったかもしれませんね。

支援者の皆さんの思考が、
どういう形かな?
と自分自身が思ったので、
そのままを形にしてみたお題です。

私の場合は、
「?」の思考の方が多いですかね。
もちろん、時と場合によってですが。

どういうことかというと、
支援者の皆さんが、
知的障害がある方の
行動を見た時に、
どういう感情になりやすいか?
のことです。

「!」の人は、
瞬間的に、直感的に、
感情的になったり、
決めつけだったりしやすい人だと思います。

「?」の人は、
どうしてそうなるのかな?など、
一瞬考えます。

知的障害がある人たちの行動を、
私たち支援者が、
見た瞬間、
どう感じ取るかで、
私たちの次の行動が決まるわけです。

人は感情動物です。
感情で動き、
感情で決めつけ、
感情で後ずさりもします。

感情が先走ることで、
見たままを判断するので、
不要な感情を持ってしまう事もあり、
間違った解釈をしたり、
相手をなじったり、
そんなことを
たびたびしてしまうようです。

時には、感情があるおかげで
得することもあるかもしれませんが、
知的障害がある人にとって、
支援者の感情が邪魔をする場面の方が
多いよう見受けられるのです。

同じ言葉でも、
感情が多く入ることで、
彼らは怖がったり、
ビックリしたりすることも
あるでしょう。

ですから、
「!」という感情を持ちやすい人は、
ちょっと自分の感情表出の仕方を
振り返りをしてみませんか?

もし、
「!」の人は、
疑問を持つ。
考えてみる。
調べる。
というような、
接し方をしてみていただきたいのです。

彼らのことを知りたいと思って
いただきたいのです。

こころをフラットにして、
彼らには考えていることがあり、
そして、そのためにその行動を
したのだということを
感じ取る時間を
大切にしていただけないでしょうか?

彼らの行動を、
一瞬考えるという行動を
プラスしていただくだけです。

「考える」は、あなたの感情ではなく
相手の感情を考えるのです。

相手が思い描いている感情を
感じ取るということです。

行動を見るだけで、
いきなり怒っている人や、
否定してしまう人には、
とっても有効だと思います。

怒ってみたら間違っていた!
などと言うことって、
ありますものね。

間違ってから訂正するのは、
自分にとっても不利益ですし、
彼らにとっても嫌なことです。

だからこそ、
あなたの感情を
まず、いったん止めて、
「?」というものを入れて、
相手に確認するなど、
そういうステップを踏んでみませんか?

こころをフラットにする。
受け入れる。
すぐに言葉を発しない。
10数える。

など、やり方はあると思いますが、
穏やかさを持ちつつ、
相手に接してみましょう。

心地よい支援は、
あなたの「?」から始まると
思ってくださいね。

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