強い意志がないとできない障害者支援なんて



知的障害や自閉症の方の
職業的な支援者としての自分に
何をお求めですか?

「強い意志がないとできない」
という言葉に出会いました。

障害者の支援者は、
こうあるべきと、
誰かが決めているようです。
だれでしょうね?

自分ですよね?

本当にそうでないと、
できない仕事ですか?

他にもあります。
「支援者は○○でなければならない」
これも、自分で決めているのです。

だから、その言葉通りの支援者をめざし、
もし、自分がそういう人間でなければ、
自分はダメなんだという気持ちに
なっているようです。

自分で、自分のあるべき姿を決めて、
そうでなければ、
支援者として失格!
みたいな
そんな決め方。

誰かが言われたのかもしれませんね。
あなたの先輩とか?

たとえば、「この資格を取るために、
この技術を持っていなければならない」
というのであれば、わかるのですが、
「強い意志」って、なんでしょうか?

だから、そこに自分自身が
固執するべきじゃないのです。

強い意思がないとできない支援って、
自分にとっては、つらいことだと思うし、
長続きもしないと思いませんか?

がんばり続けなければ
いけないっていうことになりますからね。

それに、この意思がない人は、
皆さん障害者支援が
できないことになってしまいませんか?

今の自分ができることを、
精いっぱいやることは
悪いとは思いませんが、
精いっぱいの状態でやり続けていたら、
疲れ果てます。

目指すことと、
今の自分の力量と、
そこのギャップを見つめすぎないことです。

目指していれば、
目指す方向に行きます。
目指さなければ、
行くことはしなくてよいはずです。

もちろん、自分の身の丈に合った
スモールステップは
良いと思います。

今の自分を認めて、
今の自分でできることをする。

目標は持つけど、
そこに行くのをあせりすぎない。

目標に近づくには、
今は自分のできることをする。

その積み重ね。

利用者の皆さんは、
強い意志なんか求めていませんよ。

長く続けてくれる支援者を求めています。
利用者のほうが
あなたに対して寛大だと思います。

「強い意志」に固執するあまり、
あなたが障害者支援者を
やめるようなことも望んでいません。

もっと、
ただ単に、
自分をいつも通りの状態で、
心穏やかにしながら、
利用者と向き合えば、
わかると思いますよ。

そんなことは不要だということが。

周りも見てください。
強い意志を持続させている人は、
ほんの一握りだと思いますし、
燃え尽きてしまった人も
多いのではないでしょうか?
燃え尽きた人は、
自分を後回しにしたせいだと思います。

ゆるゆる行きましょう。
先は長いですよ!

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