知的障害がある人を
支援をしていくときに、
自分には、何かが足りないとか、
事業所のせいでうまく行かないとか、
そういう感情をお持ちになることも
あると思います。
たとえば、
支援力がないからうまく行かない。
だから、もっと支援力を高めたい。
たとえば、
組織(チーム)が、こんな組織だから
うまく行かない。
より良いチームにしたい。
たとえば、
自分の人間関係が崩れることがあり、
うまく行かない。
自分が、どんな時でも安定した状況でいたい。
その他にもいろいろ思うことがあるかもしれませんが、
この「支援力」「チーム力」「セルフマネジメント力」は、
知的障害がある人を支援していくうえで、
大切なことだと思っています。
そのため、
このブログでも、
この3点を中心に
書かせていただいているところです。
なぜ、この3つなのか?
それは、
「支援力」「チーム力」
「セルフマネジメント力」が
密接な関係を持ち、
どこかだけ突出していても
別なものがうまく行かないと、
結局は、事業所の課題が大きくなり、
利用者の皆さんへの支援がうまく行かなかったり、
退職者が出たりと、
良い方向ではないことが多いからです。
例えば、支援力が上がったとしても、
チームが非協力的で、
支援者間の課題を
解決していこうとしなければ、
せっかくある支援技術は活かされません。
チームの皆さんが、
みんな別な方向を見ていても
うまく行きません。
それとは逆に、
一人ひとりが同等で、
その人の持つ意見や
今ある支援技術のレベルで良しとすれば、
チーム力も上がります。
そのチームそのものを作るのは、
一人ひとりの人ですから、
一人ひとりが、
自分自身の感情やまわりの感情に流されず、
自分の意見をしっかり持ち、
自分の支援レベルも認識して、
まわりの意見も認めることができるように
なることも大切ですし、
自分自身が、
人間関係に悩まされずに
細く長く、勤められることも
前に進める要素となります。
そういう視点を持って行くと、
「支援力」「チーム力」
「セルフマネジメント力」の3つは、
相互作用があり、
同時に持っている施設が
より良い支援ができることに
つながるのです。
そこで、
この3つを同時にできる組織を
目指していただきたいのですが、
では、どこからスタートすればよいのか?
もし、誰かに支援力がなくても
チーム力でカバーできます。
そんなチームは、
精神的に落ち込む職員が少ないことでしょう。
もちろん、自分自身のマネジメント力が弱い人は、
少しずつ、
ぶれない自分を手に入れることで、
チーム作りにも、楽に参画できます。
今ある姿は、
理想の姿からは、
ほど遠いかもしれません。
でも、変わろうとする自分を
確認できるのであれば、
「支援力」「チーム力」
「セルフマネジメント力」ともに、
変わっていけます。
要するに、
自分次第なのです。
自分が変化できないのは、
周りのせいではなく、
自分はその中で自分ができることをしつつ、
自分の強みを引き出し
自分の今を知ることです。
変化したいと思うのであれば、
あなたは、
ステージを1段あがるための
小さな目標を立てましょう。
一番簡単に手に入れられるところは、
ぶれない自分です。
実は最後でよいのは、支援力なのです。
そんなぶれない自分を集めたチームになれば、
支援力もおのずと高まります。
チームのみんなに声をかけ、
一緒に変わることを宣言する仲間を作りませんか?
一緒にする仲間を作ることで、
ぶれない自分も手に入りやすくなりますし、
同時にチーム力も上がっていきます。
「支援力」「チーム力」
「セルフマネジメント力」
という視点を持ちつつ、
利用者の皆さんに喜ばれる
事業所を作っていきましょう!
なお、「支援力」「チーム力」
「セルフマネジメント力」は、
このブログの中にヒントを盛り込んでいますので、
どうぞご活用ください。
詳しくは、
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