障害者虐待:行動しなければ、なくならない



「私はこうあるべきだ思っています」

「何とかならないかと思うのです」

「なんで、あんなことが起きたのでしょう?
そうする人の気持ちがわかりません」

「管理職が、
○○すればいいと思います」

「プロとして、
○○するべきではないでしょうか?」

「その前兆に
気づけなかったのでしょうか?」

虐待だと思われることが、
ご自身の目の前で起きた時、
あなたの感情が動くとは思います。

それを私におっしゃっても、
ことは解決いたしません。

その気持ち、「解決したい」と
受け取ってよろしいのでしょうか?

でも、思っているだけでは
変わりません。

誰かが、動かなければ、
変わりません。

思ったことを
相手にわかるように
言葉にすることです。

しかも、相手を思いやって、
伝えることです。

相手をやっつけるための
言葉はいりません。

今、虐待があると、
思うことばかりで、
アクションをする人が少ないです。

あなたの頭の中で考えただけでは
何も変わりません。

正しいことを正しいと、
言い続ける人が足りないのです。

正しいことをしていない人を、
見過ごす人が多すぎるのです。

虐待がなくならない。
それは、
行動していない人が
多いからかもしれません。
仮説ですが。

「そうは思いますが、私にはできません」

「それは、管理職がやるべきことではないですか?」

「その人がプロとしてやればいいんですよ」

「やる気や資格の問題でしょ?」

「虐待通報してやめさせられた人を知ってますよ」

自分が、行動しない理由を
次々言って、
自分を守っていて。

今までと変わらなければ、現状は変わりません。

法律があれば、なくなりますか?
やる気があれば、なくなることなのですか?
その人がいなくなればいいのですか?

臭いものにふたですか?

虐待を知っているのに、
行動しないのであれば、
あなたも、虐待者と同罪です。

気付いたら、
気付くだけではなく、
行動。

あなたの1歩が、
虐待の1個を減らすのです。

行動しましょう。
その1歩となりましょう。

あなたはその現状に何ができますか?
目の前の虐待を、見過ごすだけで、
よいのですか?

利用者のことを思っているような言い回しですが、
なにも行動しないのであれば、
利用者を守っていることにはなりません。

利用者不在ですか?
それでいいのですか?

なくすために何をしたらよいのかを
考えて、実行していきましょう。