知的障害がある方の洋服のことです。
身なりが整っていない
という場合があります。
例えば、シャツをズボンに
入れるのか入れないのか、
それはどちらでも
いいと思うのですが、
前側だけ入れられて、
後ろが出ている人は多くいます。
ご本人の目の前は
気づくからですよね?
後ろについては、
言われればやりますが、
言われなければ
やらないという人も多いですね。
襟が曲がっていたり、
片方飛び出てみたり。
トレーナーやTシャツが
後ろ前だったり、裏返しだったり。
ズボンのすそが、
靴下の中に入っていたり。
糸くずがついたままと
いうこともありますね。
それはファッションですか?
あえてやっているのなら、
個人の自由と言うことで、
私が言うことでは
ないかもしれませんが、
ファッションとしてではなく、
わからないから
そうなっているだけの場合が、
圧倒的に多いです。
しかも、その洋服、
支援者が一緒にいるのに
直っていない場合が多く、
がっかりします。
なぜ、直せるように
支援をしないのでしょう?
直せない人であれば、
なぜ、支援者が直さないのでしょう?
支援者は、
自分がそういう洋服の着方で
歩くとしたら、
嫌じゃないのかな?
とも考えます。
自分が、そういう洋服の着方で、
街の中を歩きたいでしょうか?
このあたりの支援ができていないのは、
人権侵害の域だと思っています。
彼らの意志で、
あえてやっていないのであれば、
直せるような支援、
もしくは直すことをしてから
外出しましょう。
その際、注意することではなく、
単にやり方を教えていくことです。
やり方がわからない。
やり方を知らない。
その域です。
大人だから、
毎日のことだからと、
支援しなくてよいのではなく、
支援が入っていない状態と
思ってください。
また、長年支援を
行っていない部分ですので、
ご本人の行動について、
修正せざるを得ない部分です。
ですから、時間がかかるかもしれません。
お子さんの場合は、
今できていないのであれば、
大人になってできない場合も多いので、
自分でできるようになるといいですね。
姿見で、教えるのも良いと思います。
また、どんな洋服の着方にしたいのか、
話し合っても良いですね。
丁寧にわかりやすく、
説明していくことと、
できた時には、
ほめることで、
身なりを整えていきましょう。