支援にアクシデントはあるもの



施設で行事などを組んで、
企画を作り、
出かけたとします。

たとえば、知的障害がある方を
どこか行事で連れて行くときに、
全員トイレに行かせるとして、
10分くらいで終わるだろうと
想定して企画すると、
20分くらいかかってしまったなど、
簡単に起きます。

こっちの路線で行こうと思っていたのに、
事故で電車が止まって動かない。
なんていうことだってあります。

いわゆる、机上の空論?
もしくはアクシデント発生!

そんなはずじゃなかったと
思いたいかもしれません。

でもね、アクシデントは起きます。

だから、アクシデントというものがあることを
想定しておくことなのです。

企画をする時は、アクシデントは
あってはいけないと思って
作られているかもしれません。

でも、起きるのです。
予定は未定と思う部分もないと、
対応ができませんね。

万が一、何かが起きた時。
つまり、予定通りでなかったり、
うまくいかなかったりしたときに、
どれだけ臨機応変に考えられるかが、
大事ですね。

ですから、何事も遊びが必要と申しましょうか、
余裕を持っていることが大事という世界です。
余裕というのは、時間だけではなく、
こころもです。

これは場数も必要かもしれませんが、
そうでなくても、
こころの中で、最初から、
もし予定通りに事が進まなかったときは、
変更するのだと考えておくということです。

予定通りでなかったときに、
冷や汗かいてしまうようなタイプの方は、
絶対に別な方法があると考えて、
対処してください。

自分だけではうまくいかない場合は
他の人の力(情報)なども借りましょう。

要するに、利用者の皆さんにとって
良ければいいのです。
アクシデントがない人生なんてありませんから
いい体験になるかもしれません。

支援にアクシデントはつきものです。
だから、ガッカリしないで、
支援をしていきましょう!
まあ、企画通りに行ったら、
ラッキーっていうことです。