今度は高齢者への虐待が見つかりました。
下関事件より後にビデオでとられていますので、
ご家族が、下関事件を参考にしたのかな?と思っています。
この映像を見て、
障害者虐待とちょっと意味合いが違うようだ
と思いました。
障害者の虐待の多くは、
行動障害の人に向かいます。
何とかしなければ、
この人を世の中で迷惑がかからない人にしなければ、
そんな思いで、
支援をしているさなかに、
虐待と知らずにやってしまう人が、
多いように見受けられます。
子供も学校もそういう傾向にあります。
しかし、この映像に映し出された高齢の女性にしている虐待を見ていると、
良い支援をしようと思ってやっていることから
発生した行動とは思えない映像です。
うっぷんを晴らしている。そんな感じでしょうか?
そして、だれも、見ていないと思ってやっているようです。
まさかみられていないだろう。と思っていると思います。
ビデオがあるとわかればやっていないと思います。
悪いことは隠したくなりますから、
わからないところで自分の感情を高齢者にぶつけたつもりなのでしょう。
ですから、思うのです。
あなたの支援は、隠さずに人に見せられますか?
内容が未熟だから見せたくないと思うかもしれませんが、
そう言う意味ではなくて、
自分の今できる支援を精いっぱいやっているところを
隠さず見せられるかということです。
ビデオカメラが設置されていることを想定してみてください。
「見せたくない」のであれば、悪いことをしていると思っており、
それは、虐待なのかな?と思えばいいのです。
その支援方法しかないですか?
他の方法は見つかりませんか?
その方法に理由づけができますか?
いかがでしょうか?
もし、隠したくなるような、そして、
人に批判されそうな支援をしているのであれば、
その支援方法を他のものに変えませんか?
そして、
自分のは大丈夫だけど、
一緒に働いている仲間のことを、
見られたくないな。
と思うようだったら、やっぱりそれは虐待と思ってください。
あなたが、その虐待をしている同僚を助けたいなら、
どうやって助けるかを相談しましょう。
あなたの組織に
人に見せたくない支援をしている人がいるかどうか。
そこを境として考えてみませんか?
そして、虐待ストップのために、
行動してみませんか?