自主製品の売り上げを加速させよう



知的障害がある人の施設では、
作業種目として
自主製品と呼ばれる
手作り品を作っているところも
多くあります。

この自主製品の歴史も長く、
様々なものが出てきていますが、
技術がとても良いのに、
収入になっていない所もあり、
「作る」より、
「売る」が、
職員たちの課題になっています。

施設のバザーや、
地域の施設が集まった販売会。

どこかのお店においていただくことや、
自分のお店で売ること。

そして、やはり導入したいのは
インターネットによる販売です。

まず、今お読みのあなたは、
ここで、
難しいという感情を
捨て去らなければなりません。

そして、
事業所が許可しないだろう・・・
という感情も、
まずは置いておきましょう。

そう思ってしまうと
何もできないからです。

そういう方法もあるんだなぁと、
うる覚え状態でもよいので、
インターネットは、得意じゃなくても
事業所の考えは別にあるにしても、
できるかもしれない情報として、
読み進めていただきたいのです。

なぜなら、今、
売り上げが
上がっていないのであれば、
今まで通りのやり方では、
売り上げが上がるとは
思えないからです。
だから、違う方法を
試みなければ、
変化は生まれないからです。

話し戻していきます。

インターネットで販売をしている
という施設もあると思いますが、
実はまだまだ課題が多く、
単なる商品紹介に
とどまっているところもあります。

インターネットで、
商品を購入したことがある人は
お分かりだと思いますが。
面倒だったり、
わかりにくかったりすると
買いません。

写真を見せただけでは
大きさもわかりにくいので、
数量的な情報を流したり、
いろいろな角度からの
写真を添えたりします。

この手のことは、
他のインターネットで
販売している商品を
参考にすると
文章も書けるようになります。

特に
手作り作家さんや
オークションをしている人など、
見本になる人は多くいます。

今までの販売方法でいくと、
消耗品であれば、
リピーターもねらえますが、
特に、一つの家で
一つくらいしか
買わないものを
その地域だけで売り続けるのには
難があります。

だからこその、
インターネットです。

ほんのちょっと、
ネット販売の基本をお話しします。

*****

インターネットで、
販売するには、
目の前にはいらっしゃらないし、
商品を手に取らないお客様です。
その方にわかるものにすることと、
買おうかなと思っていただけるようにしたいものです。

商品が、1種類1個しかなくても、
かまいませんが、
出来れば、
複数の種類を用意しましょう。

送料も加算して大丈夫です。
送るための箱などの
消耗品も価格に
加算しておくことです。

商品もいろいろな方向から
写真を用意しましょう。

中身がわかるような
より具体的な
商品説明をしましょう。

FAX注文ではなく、
インターネットで
注文いただけるようにしましょう。

インターネットショップも
いろいろありますから、
利用することをお勧めします。
無料から有料まであります。

カード払いは、法人として、
いろいろと手間かもしれません。
(うちはやっていますが)
振り込んでいただく場合は、
先に振り込んでいただいてから、
商品を送ります。

ただ、インターネット上に
ショップを置いても
実際はすぐにお客様が
いらっしゃるわけではありません。

「そこに開設したよ」
と宣伝しましょう。

これも、やっぱり
インターネットを使ったり、
あなたの名刺に刷り込んだり、
いろいろな方法で宣伝します。

これを「拡散」といいます。

インターネットのSNSを
している方にはわかりやすいと思いますが、
「いいね」や「シェア」のような意味合いです。

インターネットショップの
URLを
人に教えていかなければ
知っていただけません。

Instagramというもので写真を流して、
ショップに誘導している人もいます。
このように、誘導していくことです。

そのためには、
ネット上の知り合いも増やすことです。

いくら情報を流したくても
知り合いがいなければ流せませんからね。

こういうことを始めようとするのであれば、
インターネット上に様々な情報がありますから、
活用してください。

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今までやっていなかったから
やらないという選択より、
今までやっていないけど
やってみようかなと思えることは、
商売を加速させます。

インターネットショップは、
やめることもできますので、
まずは、
はじめてみてはいかがでしょうか?

そして、
こういうことが難しいのであれば、
そういうことをしてくださる人も
いますから
外部に頼むのも有効です。

面倒だったり時間がなかったりして、
やりたいのにやれないとなれば、
アウトソーシングです。

今までの方法に
こだわる事は
売り上げ加速にはなりません。
1円でも多く稼ぎましょう。

利用者のより良き商品を
たくさんの皆さんに
買っていただきましょう!