3月から4月はパニックが多くなる時期



福祉施設の職員の人数は、
ある程度決まっていますので、
退職者の数によって、
補充がなされたり、
異動が決まったりしてきます。

その多くは3月に内示。
4月1日に異動および、
新入職員の配置となります。

さて、この異動。
今在籍している正規職員は、
自分が希望することを、
事前に職場に提出するシステムの
団体もあると思いますが、
希望する職場に配属になるか
気になるところだと思います。

多くの人が、
今いる職場に留まりたいようですが、
団体の都合で、
そういうわけにはいきません。

さて、その異動先を
伝えるのが「内示」ですが、
その時期になると、
職員たちのドキドキ感が、
オーラを発します。

これは、「楽しみオーラ」ではなく、
「不安オーラ」ですね。

いつは発表になるのか?
自分はどこで働くことになるのか?
そして、誰が来るのか?

このあたりの不安です。

この不安オーラが、
表情や態度に出てしまうことが、
利用者の皆さんの
不安をあおることになります。

彼らも、年中行事なので、
この時期にあるな?
という感覚を持っていますから、
それにプラスして、
職員自身の不安オーラを
敏感に感じとります。

職員もいつもと違うことが
起きやすくなり、
彼らは、職員の気持ちの表れに
対応ができなくなると、
泣きだしてみたり、
パニックという形に
なりやすくなるのです。

一人が不安定になっていくと、
不安定の連鎖はとどまりません。
利用者全体に、その不安のオーラが
広がってしまうわけです。

ご家庭でも、このあたりの話題を
してしまうかもしれません。
「○○職員は長いから異動かしら?」
のような会話をして、
いるかもしれませんが、
それは、施設側から考えると、
実は、あまりしてほしくない会話ですね。

まわりの不安を彼らが感じ取り、
不安定になるのが3月。

そして、その変化が実際に起り、
安定するためにエネルギーを使うのが4月。

そして、安定してきたかなぁという時に
5月の連休が入り、
結局は、5月中旬にならないと
落ち着かない人もいます。

何もないところに、
パニックは起きません。
この時期のパニックは、
職員の気持ちの揺れを敏感にとった
可能性のパニックも多くあるということです。

それは、「職員の変化」だからです。
彼らは変化に弱い人たちです。
職員の変化も感じ取るのでしょう。

さあ、3月から、
パニックになる人が少なくなるよう、
あなた自身に向き合い、
利用者の皆さんに接する時は、
平静な気持ちで
支援を続けましょう。

時に深呼吸をしてから、
気持ちを切り替えて、
利用者の皆さんに接しましょう。