親は「叩いてよい」と言ってはいけない


親御さんの遠慮する気持ちで、
関係事業所の職員に必要なことを言えないという人が多く、
もっと言いましょうというメッセージのために、
お世話になっているから言えない
というブログを書きました。

これと同様の意味ですが、
逆に、親御さんが、
言ってはいけない言葉を
書いておきたいと思います。

「うちの子が悪いことをしたら、
叩いてください」

この言葉は、
親御さんがよく言いますよね?

これは、本当は叩いてほしい訳では
ないと思うのですが、
職員に迷惑をかけたらいけない
という気持ちが働き、
迷惑をかける子供でごめんなさい
という意味合いをもって、
もし迷惑をかけたら・・・と、
先に言ってしまうんですね。

これをまた、
真に受ける職員がいるわけで、
「親が言っていたから叩きました」
などと言うこともあり得るわけです。

なぜ、あなたのお子さんの支援なのに、
職員を支援の中心に
おこうとするのでしょうか?

人間関係ですよね?

職員とうまくやりたい。
そんな気持ちが、
言葉に出てきてしまいます。

だから、
「叩いてよい」
など、言ってしまう訳です。

でも、この言葉は絶対に、
言ってはなりません。

あなたのお子さんが、
叩かれることを
想像していただきたいのです。

お子さんは、叩かれたいわけもありませんし、
親も職員もそういう感じなのかと見てしまい、
自分が悪いからと責めたり、
親や職員が信頼を失うことにもなりかねません。

親と職員が自分の目の前で、
そんな話をされた時には、
利用者の人は、
悲しんでいると思います。

また、本当に叩いてしまった場合、
あなたが思うより、
強い力が加わることもあったり、
下手をすると、
その瞬間に大けがどころでは
なくなることだってあるのです。

だから、親から、
わざわざ言う言葉ではないのです。

職員からは言わないはずですから。

職員に気を使い、
職員を立てようとして、
言うべき言葉ではありませんし、
最低な言葉だと認識してください。
利用者である、
あなたのお子さんは、
いつも支援の中心であるべきです。

では、気になるお子さんの支援を
どういう風に、
職員にお願いするべきでしょうか?

悪いことをしたら、
と言うことですが、
なぜ悪いことをすると解釈していますか?

悪いこととは、
親御さんの思っていることと
違うことをしている状態だと思います。

となれば、
職員にお願いするのは、
職員の意に反していることがあれば、
原因をつかんでいただけますか?
とか、

うまく支援をしていただけますか?

とか、

何か良い方法があったら教えていただけますか?

のような言葉ではないでしょうか?

「叩いてもいいですよ」
は、どの親御さんも簡単に、
良かれと思って使う言葉ですが、
先輩親御さんのまねをしないでください。

それに代わり、
良い関係性を持って行きたい旨を出せる言葉を
使って行ってください。

そして、もし、
親御さんから、
そういう言葉を言われた職員は、
そういう思ってもいないことを
言うべきではないということも、
親御さんに伝えるべきです。

ひとりひとりていねいに
その都度その都度、
伝えていきましょう!