食材との相性



知的障害がある人は、
情報をうまく取ることが
できないことがあります。

それでなくても、
様々な情報が多すぎるくらいですから、
その中で、本当に自分にとって正しいことを、
選び抜くのは、
非常に難しいことなのです。

たとえば、食品をとっても、
信用している人が、
「これは、○○に利くから!」と言えば、
それを信じてしまう。

でも、その方の体にとっては、
悪影響のものもあるわけです。

食品は、アレルギーや、
今飲んでいる薬に影響したりします。

グレープフルーツ
納豆
牛乳
コーヒー

まだまだあります。

サバ
そば

中にはお醤油(大豆製品)という人もいますからね。

また、内臓疾患や難病などにも
影響する食物もありますしね。

いろいろなものが、
他の人にとっては有効でも
その人にとって良い食材とは限りません。

ですから、施設などに勤めていて、
職員が集団に対して、
「○○が体にいい」とか、
「なんで食べないの?」とだけ
言ってしまうのには
危険があります。

全体に対しては、
「○○は身体にいいですね。おいしいですよね!」
と言ったとしても、
その人にだけは、
「○○は、△△の薬に影響するから、
食べないようにしましょうね。
おいしいから食べたいでしょうけどね。」
などと、個別の対応をしましょう。

さて、まず職員としてするべきは、
個人情報の中の、
アレルギーや食べてはいけない食材料の
把握することです。
特に給食や行事の外食で、
食べてはいけないものを
食べないような配慮が必要です。

これは、嫌いな食べ物ではなく、
食べられない食べ物と解釈し、
ちょっとくらい大丈夫だろう?
と言うことではありません。
ご本人の身体の状態との相性が悪いわけですから、
死に至る場合もあるのです。

また、薬を飲んでいる利用者の場合は、
ぜひ、お薬の説明書をいただいてください。

薬との相性が悪い食べ物が書いてあります。
ちなみに、副作用情報も有効です。

この場合、先ほどのアレルギー系の食材料とは違い、
ご本人が大好きなものもあります。

例えば、てんかん薬の場合ですが、
牛乳がダメな薬がありますし、
大丈夫な薬もあるのです。

つまり、薬と食材料の相性で、
ご本人との相性ではありません。

同じ病気に作用する薬でも、
薬によって変わりますから、
薬を飲んでいるてんかんの人すべてが、
牛乳がダメというわけではないのです。

このような情報は、
日ごろから、あれ?と思った時や、
新しい薬の情報などが入って来たり、
ご本人やほかの人がお話しすることなどから、
気にかけることですし、
必要であれば、
インターネットで調べる癖をつけてほしいものです。

情報がどんどん変わる可能性があるからです。

そして、ご本人の行っている薬局に
電話をして聞くこともおすすめします。

私たち職員は、知らなかったでは済まされません。

これは、ご本人ができるだろう?と
思い込みすぎないことです。

そして、集団が大きい場合は
特に利用者同士の情報の取り違いに注意です。

薬と食材。
ご本人との相性。

私たちは慣れすぎず、
少し緊張を保ちつつ、
かといって、過敏になりすぎず、
ミスにつながらないよう
システムを作り、その中で、
毎日続けていきましょう。

「あの人ならきっと大丈夫」といった、
感情や人間関係の中でやることではないのです。

そして、ご本人にも、意識を持っていただき、
職員を全面的に信用することの危険性も
話しておきましょう。

職員が間違えても、ご本人が気づく場合もあります。

冷静を保ち、
毎日を続けていきましょう。

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