自分の身の丈。
そこを、間違える人が多くいますよね?
口癖も、
「がんばる」といってしまう。
何をがんばるのか?
何のためにがんばるのか?
がんばった先に、
何があるのか?
がんばると、
何を手に入れられるのか?
そんなふうに、
「がんばる」を
分析などもしないと思いますが、
いつもいつもがんばっている人は、
少し、
立ち止まって頂けないかと思うのです。
「でも、人からがんばってといわれる。
だから、がんばらないといけない」
と思っている人もいることでしょう。
人から言われたその言葉を
気になるようでしたら、
そこも聞き流せるとよいとも思うのです。
やはり、
人からの評価よりも、
自分が、今、何をするか、
どれだけのことをするか、
それって、がんばらないといけないことなのか?
そういう視点を持ってみていただきたいのです。
がんばる人は、
がんばった先に何があるのでしょうか?
がんばることで、
何が得られるのでしょうか?
その答えは、
人間関係の中にあります。
誰かに認められたい。
誰かにほめられたい。
がんばっている姿を
見てもらうことが生きがいのようになり、
がんばる先も、
また次のがんばりしかないと思いませんか?
がんばって手に入れたはずのものを
逃さないためには、
今以上のがんばりをしなければならなくなり、
あなたのがんばりは、
何かをきっかけに終了するのではなく、
がんばりをずっと続けなければ、
ならないと思いませんか?
そんなことも考えたことが
なかったかもしれません。
がんばりって、
どこかで終わるものと
思っていたことでしょう。
でも、あなたががんばった先の
何をイメージしているのかによって、
がんばりは
終えることができないもの
かもしれないのです。
一時のがんばりで、
今とりかかっている仕事などが
終わるというのであれば、
それは一時的なものですから、あり得ますよね?
そういうものではなくて、
ずっとがんばり続けている人であれば、
何を求めて、あなたががんばっているのか?
そのものがどうなったら手に入るのか?
手に入ったらがんばりはやめられるのか?
そんな質問をご自身にしてみましょう。
そして、このからくりがわかったのであれば、
少し自分の方向性を変えてみませんか?
ちょっとずつでよいのです。
だって、がんばらないことになれていないでしょうから・
がんばることで、解決するのではなく、
できることをできる範囲でする、
自分になるということです。
そして、他者にも
できることをできる範囲で
する人になっていただくことです。
できない事であれば、
できる人に頼むことが出来れば、もっと良いですね。
できる人はできることを
頼まれることが好きな人もいます。
そんな人に頼むのです。
チームのみんなができることだけを
できる範囲でしていけば、
それは、気持ちの上でも楽になることでしょう。
がんばりは、一時限りです。
毎日毎日続けることではありませんし、
続けることで、
一生がんばるなんて嫌だと思いませんか。
「がんばる」の意味を
ちょっと立ち止まって考えましょう。
得られるものは何もない。
あなたを
苦痛にさせるだけの言葉かもしれませんよ。
そして
最後に一つ。
他者にも知的障害がある人にも
もちろん、
がんばりを求めないでくださいね。