自閉症支援:いわゆる問題行動とその対応



問題行動という言葉をご存知でしょうか?

自閉症で行動障害の人が起こしやすい、
パニックを起こしているような状態。

反社会的な行動だと第三者が思えるような行動。

支援者の言っていることを聞かず、
独自の動きなどをしているようなとき。

ルールを無視して、自分だけのルールのもと
行動しているようなとき。

いろいろな、シーンはありますが、
共通しているのは、
支援者から見て、判断していることです。

ですから、この問題行動があるかないかは、
ご本人が決めているわけではなく、
支援者が決めているということです。

つまり、
問題行動という言葉は、
支援者側から生まれた言葉です。

なぜ、この言葉か生まれたのか推測してみると、
支援方法をまだ獲得できていない支援者が、
彼らの行動の不可解さや
彼らとコミュニケーションができないことなどから、
困り果てたときに、
自分自身の支援力のなさに
焦点を当てるのではなく、
自分は一生懸命やっているのに、
彼らが、言うことを聞いてくれないという
責任転嫁のもと、
この言葉が生まれたのではないかと想像をします。

自分たちの一生懸命さ。
それに答えない彼ら。
だから、彼らが問題。
自分たち支援者は悪くない。

そういう構図です。

よく考えてみましょう。

問題行動って、
ほんとうに、問題行動ですか?

その問題行動は、
いつどんな時に起きていますか?

あなたは、その前に何をしていましたか?

あなたは、その人の支援に
難しさを感じていますか?

あなたの事業所は、
その人の支援に
きめ細やかですか?

いろいろと質問をしていくと、
見えてくるものがあります。

その人は、
自分の困っていることを
あなたが適切と思うような表現で
することができず、
独自の表現となっていませんか?

その表現に対して、
あなたは、
どう支援をすればよいかが
わからないため、
その人を問題としてしまったのではないですか?

となれば、
問題なのは、
障害がある人のその行動ではなく、
その障害に対して
有効な支援方法を持たない
私たち支援者側なのです。

でも、自分たちは、
一生懸命やっているからと、
問題とは見ない。

そんな論理なのです。

あなたの支援方法を変えれば、
この問題行動には行きつかないのですが、
どうも支援方法がわからないということで、
パニックなど起こさせているようです。

彼らが、
行動をしていくことには、
適切な情報が必要で、
その情報の伝え方は、
ひとりひとり違います。

この情報を受け取る時や
情報を処理をするところに
障害がある人たちですから、
行動するにしても、
そう行動をすればよいかが
わからない場合もあり、
障害になりやすく、
その時の気持ちの表現も、
独特なのです。

ですから、支援者として、
問題行動にさせているのであれば、
問題行動をさせない支援者としてのスキルや
その人にわかりやすい、
情報の伝え方を心がけることです。

問題行動は、
なくせます。

あなたの支援が、
先に必要です。

いつまでも、
この人に問題があると
いい続ける支援者で良いのでしょうか?

あなたの質が問われます。

問題は、
自分たちの中にあります。

学びましょう!
特に、パニックが大きい人たちから、
学ぶべきです。

あなたとお話しがしたいです。
私の障害に気づいてください。
と、
彼らの、声なき声を
聴く努力をしてみませんか?

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