笑っていいともなどのTVを手掛けた
放送作家の安達元一さんから
うかがった話です。
ある番組を制作していた時に、
ある国のある部族が雨乞いをすると、
絶対に100%雨が降るらしい
ということで、
そんなことがあるわけがないと思いつつ、
現地に取材を入れたそうです。
戻ってきた取材班に、
どうだったかと聞くと、
本当に100%雨が降ると
突き止めて帰ってきたそうです。
なぜか?
それは、その部族が、
雨が降るまで雨乞いを
やめないからなのです。
雨が降るまで何か月かかろうと
雨乞い儀式をするのでしょうか?
結果、雨が降り、
自分たちが雨乞いをしたから、
雨が降ったという結論に達するそうです。
降るまで続ける。
それが彼らの成功の秘訣です。
なんだよ~
と、思った方もいらっしゃるかもしれません。
でも、これは、人がどう思おうと、
彼らにとって、
100%成功していることになるのです。
コンサルタントの福島正伸さんも話しています。
「あなたは、成功する前に
終わりにしたから、
失敗と思ってしまうんだ。
成功するまでやれば、
必ず成功する!」
それはそうなのです。
では、私たちは支援をする上で、
そのようなことを
考えているでしょうか?
だいたいの支援者が、
そうは考えていないのではないでしょうか。
やっている間に、
成功か失敗かわからないけど、
なんだか無理だよなと思ってしまう。
そして、失敗した気になる。
これでいいのかな?
と思いながら、
自分はダメだと思う。
無理な理由を他に求め、
○○のせいでうまくいかないし、
大変だし、お金にならないし・・・
などと、
どんどんとできない理由や
後ろ向きになるような理由を
継ぎ足していき、
やる気も失せていく感じでは
ないでしょうか?
おわりを決めたのは、あなたです。
雨乞いの部族のように、
雨が降るまで続けると決めたら、
すべてが成功。
そして、失敗はない!
あなたは、自分で終わりを決めているから、
そこでやめてしまっているです。
その向こうに
あなたの思い描く
「成功」があるかもしれないのに、
成功を手に入れられないのです。
あなたが、どう考えるか。
失敗に終わるのか。
成功を手に入れるのか。
あなた次第なのです。
雨乞いの部族と自分は違うよと思うか、
この話と自分の課題を重ねられるかの話です。
成功がほしければ、
あきらめない。
方法も考える。
そんな自分に変えるのもまた、
自分であると言うことです。
虐待に関しても
人間関係に関しても
支援力に関しても、
何にでも通じる
お話であると
私は思います。
成功は何のためにするのか?
成功を本当に手に入れたいのか?
成功を手に入れた後の自分は、
どんな自分になると思うか?
ぜひ、あなたの課題解決のために
いつでも、「雨乞い部族」のお話を
ヒントにしてみてください。