親を頼っている入所施設の課題


入所施設なのに、
パニックになったから、
迎えに来てほしいという
施設があります。

入所施設なのに、
おむつや体位交換のために、
毎日施設に通っている
お母さんがいます。

どう思われますか?

入所施設に預けなければならなくなった
理由があるのですから、
施設側は、
そのあたりは、
充分に理解するべきです。

親御さんが、
施設から協力を求められたら、
「わかりました」と言うと思います。

もし嫌なら、
断ると思っているのは、施設側です。

嫌と言えないのが、親御さん側です。

それは、施設にお世話になっているから
言えません、という感覚なのです。

入所施設側は、
親御さんに頼みたくなるのは
なぜでしょうか?

人手が足りませんか?

支援技術がないのですか?

職員のローテーションで、
支援の滞りがありますか?

親御さんに入っていただくことで、
助かったと思っていると、
人手の確保を怠ったり、
自分自身のスキルを上げようとも、
思えなくなると思うのです。

もちろん、親が会いに行きたいと思い、
会いに行っている間に、
介助や支援をすることは良いと思います。
でも、それが、半ば日常的になったり、
頼り切ってしまう事は、
避けるべきです。

もし、親御さんからお申し出があって、
施設のお手伝いをしたいと言うことであれば、
ご自分のお子さんだけの
支援に入るのもおかしな話です。

入所施設に入ると、
24時間365日、
その人を見ることが、
当たり前なのです。

親が手伝って当然ではありません。

そこを勘違いなさらないようにお願いします。

もし、今手伝ってもらっているという施設であれば、
なぜ、親御さんに来てもらいたいと思うのか、
原因を考えてみましょう。

そこを改善しなければなりませんね。

そして、親御さんに手伝って頂かなくても、
できるように考えることです。

今、お手伝いいただいている施設は、
もう支援人数に親御さんの分も入っているので、
そこからその人数を減らしたうえで、
どうやったらできるか、
そのために何が必要かを
考えましょう。

そして、やっぱり、
スキルの獲得は必須だと思います。

どうしても、
親御さんがいて、入所施設に入っている
利用者の皆さんは、
強度行動障害の方も多いと思われます。

ですから、
強度行動障害の
利用者の支援の仕方は学ぶべきです。

また、入所施設は、職員ローテーションがあり、
利用者の安定が図れないなどの課題があれば、
そこからやはり考えるべきこともありそうです。

どうしても、
私は、施設に親御さんがボランティアすることに
違和感を持っているのですが、
やはり、施設の人材の穴埋め的な発想で
親御さんをお使いなのであれば、
施設の職員体制等の改革をしていかなければ、
ならないと思うのです。

全ての利用者の親御さんを
頼れない状況を想定するべきですし、
もともと、親御さんを使うこと自体、
おかしなことと、考えるべきです。

どこかで、あなたの施設の運営そのものに
支障が出てきているのです。

職員同士が、ローテーションで
お会いできていないので、
悪しき習慣に気づかないかもしれません。

どこから、検証しなおすべきか。

わかりにくいかもしれませんが、
これは、かなり大きな課題です。
是非立ち止まって考えて、
改善する方向で動いてみてください。

最新セミナー情報 等

――――――――――
かながわ福祉サービス振興会様
「障害者グループホーム職員研修会」
――――――――――

テーマ「自閉症の理解
~障害特性とグループホームでの関わり方~」

日時:2017年7月13日(木)
   10:00~13:00
講師:山田由美子 
会場:茅ケ崎市コミュニティホール A・B会議室
   神奈川県茅ヶ崎市茅ヶ崎一丁目1番1号 茅ヶ崎市役所分庁舎
   JR茅ケ崎駅北口より徒歩7分

詳しくは、こちらから!
http://teamaoi2003.com/post/5081

***************

お役に立てたら、ランキングをぽちっと!
よろしくお願いします!


障がい者 ブログランキングへ

コメントを残す