自分への評価(自己評価)が低いあなたへ



たとえば、料理がとってもおいしく作れる人。

たとえば、編み物がとっても上手な人。

いらっしゃいますよね?
でも、自分と他を比べたら、
プロの人もいますし、
上を見たら、きりがありません。

そう思う人は、
他の人から、
ほめられても、
謙遜ばかりで、
もっと上がいるからと、
自分の強み(できること)を
認めようとしていないようです。

たとえば、
料理がとってもおいしく作れる人は、
なぜ、ほめられるのでしょう。

料理をする人から見れば、
もっと上の人はいますが、
ほめた人にとっては、
身近なあなたが、
とってもおいしく作れるから
ほめるのです。

また、ほめた人の口にあっていたから、
ほめている可能性もあります。

料理をする側にとっては、
大したことがないと思っても、
他人から見れば、
あなたの料理は、
おいしいのです。

たぶん、あなたも逆の立場の
経験をしたことが
あると思うのです。

例えば、
あなたは編み物が苦手で、
他の人が、
編み物が上手だと思ったとしますよね?

その人をほめたのに、
「私は上手じゃない」と
自己評価をされることは
ありませんか?

ほめたけど、
上手じゃないと言ってしまう心理。
あなたにならわかるはずです。

でも、あなたにとっての
その人は、
編み物が自分より上手だったから、
褒めたのですよね?

それと同じように、
あなたの料理を
ほめる人がいるのです。

ご理解いただけましたでしょうか?

こうやって、
人からほめられているのに、
自分を認めない人は
たくさんいるのです。

恥ずかしさもあると思います。

でも、
ほめてくれる人がいたということは、
たとえ、あなた以上のスキルを
持つ人がいるのも事実ですが、
あなたの方が上と見て
ほめられたことも事実なのです。

あなたは、
あなたをほめてくれた人に
認められているのです。

ですから、認められたら、
ワンポイントつけてみませんか?

自分に対して。

その小さなポイントをためていき、
自分自身のポイント数が
上がってきたとき、
あなたは、まわりの人から
本当にほめられたということを
認めてみませんか?

他の上手な人は、
上手な人でいるとしてもです。

相手の言葉を認められれば、
自分自身のことを
信じることが
できるようになるでしょう。

自信はそんな時に生まれます。

実は、
「自分を信じる」ことができなければ、
いくら人に認められても、
「自分は○○が上手なんだ」と、
自分のことが認められないのです。

認められなければ、
自信にもなりません。

さて、ここで、
自信を早く手に入れる方法を
ひとつ、お教えしましょう。

人からほめられたら、
「そんなことないですよ」
という言葉の代わりに、
「ありがとうございます」
といってみませんか?

「料理が上手ですね」
「ありがとうございます」

「編み物が上手ですね」
「ありがとうございます」

最初は恥ずかしいかもしれませんが、
そういう評価をしてくれた、
その人への感謝の気持ちです。

「ありがとうございます」
という言葉で自分も前に向かえます。
「そんなことないです」
ということばは、自分を否定します。

「ありがとうございます」で、
人から認められたことに
納得できる自分となり、
さらに、
自分への自信の一歩と
していきませんか?

ポジティブにいきましょう!

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