親子はいつまでも
一緒にいるわけにもいきませんし、
どこかで、親離れ・子離れを
する時期が来ます。
でも、親として、
ずっとやってることが苦でもなく、
「やって」と頼まれなくても、
すぐにやってしまう事も多々あって、
家族の中で、「自立」を考えていても
親がやってしまうがゆえに
進まないことも
多いのではないでしょうか?
特に小さいときに、
手をかけたことは、
いつまでたっても
子供が成長していないような気になったり、
見ていてハラハラしてしまったり、
子供はもうできるのに、
親が手を出し過ぎる状態も
多々あるようです。
こうなっては、
親離れではなく、
子離れができないために、
子供の自立が、
後回しになることもあるでしょう。
社会との関係でも、
なんでも親がやってしまったり、
社会に迷惑をかけているからと思ってしまい、
社会と関わりながらすべきことを
後回しにしている場合もあります。
その気持ちはわかるのですが、
ここは親として、
子供の自立のために、
ちょっと頑張ってみませんか?
その例の一つとして
理髪店や美容室があります。
ハサミを使いますし、
じっとしていない子供の場合、
親が、散髪している場合が多くあります。
でも、お店を利用することは、
自立への1歩の大きなきっかけになります。
お店の人の指示通り、
じっとしていたり、
顔や頭の向きを変えたり、
座り続けたり、
他のお客さんもいらっしゃることでしょう。
ここは、早めに
お店を利用してみたいところです。
それに、
社会の皆さんに
こういう子供がいるということを
わかっていただく
きっかけにもなりますね。
どこかで、
親が散髪できなくなることもありますし、
社会生活の1歩と捉えれば、
理髪店や美容室を利用することは、
彼らにとっては、
大事なことなのです。
最初からうまく行かないかもしれないと
不安であれば、
親がやっているところを見せたり、
段々になれる方法はあります。
後ろ髪だけ切って、
その日は終わりかもしれません。
その子に合わせながらも、
段々に社会とつながれるように、
スモールステップで、
社会の様々なサービスや
機関となれていきましょう。
散髪だけではなく、
歯医者さん
ひとりで通学
なども、だんだんにできるように
したいものです。
きっと大きな壁は、
親御さんの気持かもしれません。
子離れできないのは、
そこだという方が多いのです。
心配かもしれません。
でも、親として通る道です。
まずは、散髪から、
子離れしてみませんか?
子供の自立は、いろいろな場面から考え、
一つ一つ、
小さなことから
実践していきましょう!