知的障害者ご本人からの虐待通報訓練をしよう



虐待がとまりません。
職員やご家族向けにいろいろな策を提供していますが、
まだまだ、虐待防止のために
何かできるのではないかと思っています。

私自身は、
事前に虐待に繋げないための方策が
必要だと思っており、、
本来、虐待があってからの事後の
対応ではないと思っているのです。

障害者支援事業所を想定した場合、
そこにいる様々な立場の関係性で、
管理者であるとか同僚であるとか、
そういう立場からの発信で、
虐待を止める方法もありますが、
さらに、ご本人からも、
嫌なことは嫌と訴えられる手段を持てば、
大きな抑止力につながるはずです。

彼らが訴えられない人と思われているからこそ、
虐待が横行してしまったことも
事実としてあります。

万が一、虐待につながってしまった時を想定しても、
ご本人からのSOSを
早く言えるようにしていきたいのです。

虐待を受けている利用者は、何年もの間、
虐待を受けているケースもありますよね?
それをいち早く、見つけられるためには、
ご本人からも、「通報」できるよう
支援するべきです。

そうです。
支援をする部分なのです。

そこで、SOSにつなげるための提案ですが、
ご本人たちの「虐待通報の訓練」は、
いかがでしょうか?

防災訓練を思い出していただきたいのです。
これを、やっているところと
やっていないところの、
災害時の彼らの動きの違いは
明らかです。

理由は簡単です。

彼らは体験することで、
様々な方法などを知るからです。

では、虐待はどうでしょうか?

例えば、叩かれた時に、
他の人に言うという方法を知らなければ、
自分がされたことを
人に話すのだと言うことが
わからないと思うのです。

叩かれた事を自分が悪いから、
言ったらまた怒られると
思っているかもしれませんし、
何か、嫌なことが起きた時に、
それを人に話す事が大事なことだと
思っていないと思うのです。

また、世の中にあふれるパンフレットや研修は、
ほとんどが支援者向け。

ご本人にわかり、
ご本人がアクションをすることに役立つ
ものではないのが現状です。

防災訓練のように、
各事業所が工夫をして、
SOSの出し方の訓練を計画してみませんか?

殴られる。
○○を見せてと言われる。(性器名を直接言ったほうがよいかもしれないです)
お金を渡した。(ここは取られるという方法ではないと思ってください)
○○という言葉を言われる。(具体的な嫌な言葉を入れてよいです)
「誰にも言わないで」と言われた。

かなり具体的なものであれば、
彼らの中でわかる人もいると思うのです。
わかる部分だけでもよいので、
訴えができることにつなげたいのです。

体感することが大事だと思うのです。
ポスターや、言葉だけの呼びかけではなく、
ロールプレイですね。

最初は、小さなグループで、
職員に嫌なことをされた人は教えてくださいと、
話しあっても良いですね。
ひとりの人が言ったことがきっかけで、
他の人も言い方がわかってきます。

また、文章に書いてもらって、
それを渡すという練習もしたいところですが、
ご家族に渡すこともできそうです。

施設としてこのような訓練に取り組んでいれば、
担当でない職員とか、
これから入ってくる職員とか、
他事業所での話とか、
他の利用者で虐待を受けている人を見た時とか、
様々なところでの虐待からの
SOSを引き出せますし、
虐待自体が起きにくくなります。

職員を信用してはいけないこと。
自分の身は自分で守れることもあること。
そのような話を常々していきましょう。

ぜひ、初めてみませんか?
まずは1回やってみませんか?
彼らの力に期待をしましょう!

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