施設は器です。
外出支援は、
ご本人のためにするものです。
作業は、絶対にやらないと
いけないものでもないのです。
ふと思ったことを羅列してみました。
他のこともありますが、
代替えでお読みください。
さて、その人の人生。
どんな人生になるかは、
私たちが、型を決めてはいけません。
知的障害があるからと、
施設に毎日通うことが当たり前ではないですし、
休日は外出したくない人だっているでしょう?
それに、体の調子が悪い時は
作業をしない選択もあるのです。
画一的に、
決めてしまうことは、
いいのだろうかと思うことばかり。
何のために、施設に行き、
何のために、外出支援を使い
何のために、作業をしているのでしょうか?
その利用者の今日の気持ちを
推し量ることもせず、
サービスにおける、
スケジュール通りに
こなすだけになっていませんか?
サービスが、それぞれになってしまい、
その人の1日を考えつつ
やっているようには見えないのです。
さらに、お互いのサービスが
真逆のことをしてしまっていたら、
事業所本意で、
利用者の人はどこにいるのかなぁと
思ってしまうのです。
彼らの人生は24時間がつながって、
365日になって、
何年も何年も人生がつながっていきます。
私たちが供した支援は、
明日につながり、
それを繰り返し、
人生につながっていきます。
彼らも人間ですから、
気持ちの浮き沈みもありますし、
急にやりたくない
急に他のことがしたい。
そういうことは誰にもあります。
簡単な例で言えば、
私たちが、
かつ丼を食べようと思って入ったお店に、
うどんとお寿司のセットがあって、
そっちにしようと気持ちが
変わることもありますよね?
また、出かけようと思ったけど、
急に用事を思い出して、
そちらの方に取り掛かること
だってありますよね?
そういうことと同じなのです。
あまりにも、
サービス優先で考え、
その人の気持ちや
生活を考えないことになっていませんか?
自立ってなんですか?
サービスってなんですか?
ニーズってなんですか?
人生って、
あっちこっちいくのが、
当たり前。
事業所の都合に合わせ過ぎて、
その人の人生が、
置き去りにしてしまわないように、
サービス提供側は、
今日の気持ち、
今日その利用者にとって大事なことを
優先できる支援を
していきたいと思いませんか?
臨機応変に動ける
事業者になりましょう。
利用者の気持ちを
確認できる事業者になりましょう。
何のためにこのサービスを
しているのかを考えられる
事業者になりましょう。
自分が相手の立場だったら
どうだろうなあ・・・
こういうサービスで
納得頂いて
使って頂けるかなあ・・・
そんなことを
思い描ける支援者だとわかれば、
彼らもほっとすると思います。
彼らが常に、
彼らの人生の
主人公になりますよう、
人生を考え、
今日の支援をしていきましょう!