集団性に違和感を感じられますか?



「おはよぉーございます」
「さよぉーなら」

この言葉の抑揚に違和感を
感じることがあります。
こういう施設があるのです。

小さい子が、
幼稚園などで、
覚えたてに、
「先生おはよぉございます」
という抑揚に似ているのです。

集団でいつもいると、
集団の論理で、
みんな一緒に、
みんなと同じようにと
なっていないでしょうか?

子どもの施設であれば、
練習のために良いとは思うのですが、
大人の施設で、
この手のあいさつがされていることに
違和感があるのです。

それは、中にいると感じないかもしれません。

会社とか、
友達同士とか、
そういう時を想像してほしいのですが、
なにか、施設って、
異空間。

集団というものを使いながら、
個の支援をするはずなのですが、
まだまだ過渡期。

もう一度言います。

集団というものを使って、
個に対して支援をするのです。
でも、集団に対して支援をしているのが
現状のところは多くあるのです。

集団と個。
彼らのニーズという実態はあってない。

職員もまだ、
それがおかしいと気づいていないと思います。

今までやってきた集団性の支援で、
「これっておかしくないか?」と、
気付ける感性を持ち合わせているでしょうか?

休み時間じゃないとトイレに行けない。
同じ洋服を着ている。
上履きは、バレーシューズ。
朝来たら、帰る時間が決まっている。

みんなで同じ活動をする。
みんなと同じ時間から食べ始める。
終わるまで待つ。

まだまだありそうですね。

こういった、
今までやってきたことは、
その当時は、よかったこととしても、
どこかで、
「あれ?これでいいの?」
と、気づいたら、
ちょっと変えようか?
ということもできます。

でも、
「あれ?」
と、気づくことがないと、
おかしいことが、
そのままの状態で、
何年も何十年も続いてしまいます。

ぜひ、あなたの施設に
来た日を思い出してください。

これ、何か嫌だな・・・
これ、何か変だな・・・
と思った利用者にさせている慣習が、
あったはずです。

その、みんなと同じように
やっていることを外れると、
注意していることはないですか?

集団でやっている活動に来ないと怒られる。
給食の開始時間に来ないとせかされる。
あいさつしていないと言わされる。
おそろいの洋服を持ってこないと怒られる。
帰る時間を過ぎても残っていると早く帰るよう促される。

なぜでしょう?

何のために、同じようにさせているのでしょう?

施設は器です。

集団でないと支援上、
困ることはあるかもしれませんが、
その中で「個」が出てきたことには、
その人のニーズとして、
気にしてみませんか?
そして、必要に応じて、
支援をすることです。

怒って、
同じようにさせるだけが、
支援ではありませんので、
ぜひ、見直してみてはいかがでしょうか?

「施設あるある話」にならないように、
施設は、器。
集団は、方法。
その中で、個に対して支援するのが、
私たちの仕事であることを
前提としていきましょう!

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1件のコメント

  • 中澤 厚志

    普段から身に染みて思っていることを、いつも言語化していただいて、とても参考になります。現場の職員にどう理解してもらうかが悩ましいですが、少しずつでも現状を変えていきたいです。

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