その行動は怒っても、変わりません



彼らは、間違った行動をすると、
怒られることがあります。

支援者は、なぜ怒るのでしょう?

それは、
支援者自身が思い描いている行動と
違う行動をするからです。

怒ったら、
あなたの思い描く行動を
してくれるようになりますか?

たぶん、しないです。

なぜなら、
その場で怒られないようにするだけで、
彼らの目的はそこにあり、
行動の意味がわかっているわけでもなく、
身についたわけでもなく、
あなたに怒られるのが、嫌だということを
理解しているだけだからです。

あなたは、
その人の行動が、
よくないと思ったのであれば、
怒るという方法以外の
支援方法を
するべきです。

あなたが怒ることで、
かれらは、わかったというような表現をし、
それで、支援者は、
怒る方法は、
彼らにわかる方法なんだと
勘違いしているだけです。

彼らは、わからないから
間違った行動をとっているのです。

しかも忘れたりもしますし、
同じように繰り返してしまうのです。

ですから、行動の意味や、
行動する手順などを
わかっていただくことなのです。

私たち支援者は、
彼らがやっていることを
否定するという方法を
取りがちなのです。

否定されればわかる
という体験を、
支援者自身が子どものころから、
長年させられていたからかもしれません。

親に怒られたでしょう?
先生に怒られたでしょう?
近所のおじさんに怒られたでしょう?

私たちは、
その時は、そのことをやめ、
また同じことをしたら怒られると学習し、
それと違うことをすれば、
怒られなくなった経験があるから、
彼らに対しても、
怒ることが大事だと
勘違いしているのではないでしょうか?

彼らは、
怒られたから、
それをしてはいけないのだという
理解に到達しにくい人たちです。

だめな行動と違うことも
想像もしにくい人たちです。

ですから、
私たちは
正しい行動を
示す支援をすることなのです。

怒るのではない方法で、
その人たちの行動の間違いを変えていくには、
正しい方法を教えること。

そこに尽きると思います。

怒っても無駄ですし、
怒ることで支援者側もイライラしてしまい、
もしかしたら虐待につながることにもなりかねません。

行動を変えたいのであれば、
あなたの側が、
行動、つまりは、支援方法を変えてみましょう。

それから、
どうしても、
おこりたくなってしまう
支援者の方でしたら、
怒りたくなった時に、
10数えてみてください。

その、「10数える」という行動によって、
少し、冷静になることができます。

深呼吸もいいですね。

効果的に、その人の行動を変えることが目的なので、
あなたの頭を冷静にして、
そして、効果的な支援方法を
思い出してみてください。

その人が間違った行動をしたとたんに、
何かしなくても大丈夫です。
まず、あなたが落ち着いてみることから、
行動してみましょう!

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