さあ、異動が決まりました!
そんなあなたに、
するべきことがあります。
立ち去る職場を前にして、
するべき5つのことを
書きました。
1.荷物は、置いていかない
これ、あとで役に立つかもしれないよ。
これ、自分には大事だったんだよ!
という気持ちは、わかるのですが、
ほとんど使いません。
公的書類(本体)は、公的な場に戻し、
あなたの机の中のものは
捨てましょう。
特にコピーされたものは、
本体さえあれば大丈夫です。
名刺もその職場に置いていくのはやめましょう。
逆にいったら、
あなたには必要になるかもしれません。
持って行ったほうがいいです。
新しくあなたの代わりに配属になった人は、
また1から関係性を作っていくので、
名刺交換から始めるでしょう。
だから、あなたがもらった名刺は不要です。
鉛筆、空き箱に至るまで、
あなたに役立ったからと言っても、
他の人には役立ちません。
潔く捨ててください。
2.残っている人を心配しない
あなたがいなくなり、
新しい人が配属になった組織は、
まったく新しい組織となります。
あなたがどんなに心配をしても、
あなたがどうすることもできませんし、
新しい組織として、1歩を踏みだします。
全く違う組織の力になるということは、
仕事の仕方も
全く違うものになる
可能性があります。
あなたが心配するのは、
あなたのいた状態と
同じように保てるかどうか
ということではないですか?
それは、あなたがいた状態ではなくなるので、
「保てる」はずがありませんし、
保つ必要もありません。
新しい組織の新しい支援の形になるわけですから、
無駄な心配です。
その組織がやりやすい形にすればいいのです。
もちろん、利用者のことも、
これからの組織に任せるべきです。
物を捨てるだけでなく、
こちらも捨てるくらいの
感覚でいることです。
3.何がどこにあるかを伝える
辞書を思い出してください。
言葉の意味は分からなくとも、
辞書を引く法則を理解していれば、
何かわからないことがあり、
調べたいときに、
そこを探せば言葉の意味がわかりますよね?
それと同じような感じで、
ものの場所をわかるようにしておけば、
あなたがいなくなったときに、
何かわからないことがあれば、
そこに残り人や新しく来た人は、
探すことができるわけです。
あなたが、たとえば、一人一人の支援の仕方など、
教えるのは、今からではありません。
何かの技術や方法を習得することもできません。
何を見ればわかるのかなど、
ヒントを残しておけば
いいのです。
あとは任せることです。
4.すべての人に感謝を伝えましょう
あなたが、もしかしたらその職場で嫌なことがあったり
辛いことがあったとしても、
あなたがあなた自身の形成に役立っています。
例えば、嫌な人がいたら反面教師にしたはずです。
辛いことが起きたら、それを乗り越える術を
学んだかもしれません。
人生よいことばかりではないですし、
その辛さからも学ぶことができた感謝を
していきましょう。
あなたとご縁があった人は、
後々のあなたを助けてくれる人かもしれません。
あなたにとって楽だった人ばかりに
感謝を伝えるというようの
無いようにしましょう。
5.自分がいなくなっても大丈夫と伝えましょう
あなたが現場からいなくなることは、
周りの人の不安につながることもあるでしょう。
その際には、その人の良い所や、
その人のままで、
いつも通りで大丈夫だということを
伝えてください。
そして、新しい組織になるのだから、
今度来た人と、創り出せばよいことを
伝えましょう。
不安な時に、
不安をあおるようなことは
決してしないことです。
つまり、自分がいなくなると
心配だと言ってみたり、
今度来る人の評判を落とすようなことは
絶対にしないでください。
いる人でやれる
組織にしていただければいいのです。
あなたが言うことが
変な影響になることは
避けるべきでしょう。
さて、異動の前にするべきことを書きました。
あなたはあなたの心配をしてください。
今いる事業所が、
あなたがいなくなったことで、
方向性が変わることもあります。
あなたは、今いる事業所の
心配などせず、
次の職場で、
あなた自身の現在の最高のパフォーマンスで
業務することを考えましょう。
さあ、あなたの次のステージは、
もうすぐそこに待っています!