知的障害:あなたの知らない所で起きている課題



知的障害や自閉症の皆さんと
通所施設などの
法的なサービスの場面を通して
様々な記事も書いていますが、
それ以外にも、
いろいろな知的障害・自閉症の人たちが
関係している関心ごとが、
私自身にはあります。

このブログをお読みの方が、
知らないこともあるのかもしれないので、
今、自分が関心を寄せていることの
お話しをしたいと思います。

もしかしたら、
あなたの知らない世界かもしれません。
でも、現実なのです。

犯罪

刑務所にいる人の中に、
知的障害や自閉症といった
障害がある人もいます。
軽い罪の人もいますが、
また繰り返しする人もいます。
単に、刑罰だけで済む問題ではなく、
やはりそこには支援が必要なこと。
福祉的な配慮も必要と言うことで、
私たち支援者の役割も大きくあると思います。
また、自分たちが関わっている人が、
SOSを発する時に、
犯罪という形ではなく、
発することができるように、
予防的観点も
持たなければならないかと思っています。

>性産業

これは、ものすごく前から、
知的障害の女性たちが、
働く場所として、
上がっています。
映画「39窃盗団」でも、
その職業の女の子が出てきます。
どういう意味を持つのか、
病気や妊娠への対応は。
女性と言うことでの弱さや
生活の困難さはないのか。
知的障害で、対応しにくいこともあるでしょう。

児童虐待

この場面の知的障害者は、
親の場合があります。
育て方がわからないということで、
結果的に虐待になってしまう事もあります。
これについては、育て方を
支援していかないとなりません。

また、子供に障害がある場合は、
自閉症の子供の場合も多くあります。
多くの事件を目の当たりにしていると思いますが、
そこに「障害」がまだまだはっきりと気づけていない
状態で起きているかもしれません。
育てにくい子に出会ったらお母さん方は
SOSを発してほしいですし、
行政を含め、まわりが、気づいただけではなく、
どうやったらSOSをはすることができるかを
考え形にしなければならないでしょう。

虐待をしてしまう方、される方、
どちらにも知的障害がある人への支援が
必要となってきている案件です。

貧困

貧困には、やはり、
知的障害の人が見え隠れします。
生活保護にもなりやすいです。
仕事をしていても、何かの時には切られたり、
働いて会社も良くしていたとしても
辞めてしまう人もいます。
すると、結局は生活保護になってしまう。

社会経済がうまく回るようにもしたいところです。
そうすれば、障害がある人の雇用率も上がることでしょう。
しかし、安定した職場は、
充分とは言いにくい現状です。

ホームレス

かなり多くの人が知的障害の人という
ことも言われています。
仕事がなくなる。
家賃が払えない。
そのあとどうしていいかわからない。
立て直しは一人では難しいですね。

病気

知的障害・自閉症の方の薬服用率は高いです。
本当にこんなに薬が必要なのだろうか?
と、思うほどです。
何とかしてほしいと医者に行けば、
何とかしようと薬が出ます。
今ある症状の改善のための努力はせずに
薬だけを頼っている人は多くいます。
薬を飲むことで、
他の臓器も悪くなる場合もあります。
悪循環です。
薬は適切に飲み、症状が医者に伝わればいいのですが、
そこが伝わるためには、やはり支援も必要なのです。

お金

これは何度も書いていますが、
一人暮らしのお金の使い方には、
多くの課題があります。
親が管理していたところから、
突然一人で管理するとなると、
非常に難しい内容になります。

お金がどうやって手に入るのかの
仕組みがわからないので、
これこそ、小さいころから
学べるものですね。
実際は、管理できずに、
借金と言うことも見られます。

さて、様々な場面を書いてみましたが、
これはほんの一例にすぎません。
生活をするということは、
これら以外にも様々な場面があり、
人とのかかわりのなかでの、
困難もあります。

施設を利用している
多くの人は、家庭の中で親がキーマンとして、
学校教育やその前の療育部分から、
子どもの「障害」に応じた、
行政や学校とつながり、
そのあと福祉につながった方が多いのです。

軽度の知的障害者の場合、
知的障害がわからず、
なんとなく頭が悪い子という感じの認識で、
世の中に出てしまう場合もあるのです。

だれかに、気づいてもらった場合は、
支援が入りますが、
一人で生活をする場合、
先ほど書いたような状況にも
なりかねません。

私たち支援者は、
目の前の人しか知らないことも
多くあります。

でも、世の中には、
私たちが想像したことの無い
知的障害・自閉症の人たちの「困った」が
ものすごくたくさんあるのです。

私たちは自分の目の前の人たちを
基準に考えてはいけません。

そして、目の前の人だけしか
使えないサービスばかり
並べてもいけません。

法の隙間に存在する知的障害者は
どうすればよいのでしょうか?

まず、私たちは気づかなければなりません。
排除ではなく、
自分のテリトリーの中に
認識するべきです。

私も知らないような
困っている知的障害者もいるはずです。

彼らは、人として、
支援を受ける権利があるのです。

どうか、
あなたの気づきを、もっと広い範囲に
広げましょう。

待っている人は、たくさんいます。
今しているサービスの利用者ばかりを
基準にせず、
固執せず、
新規サービスを創造してみるなどの試みも
大歓迎だと思います。

国を待っているのではなく、
開始してみませんか?
そのあと制度がついてきますよ。

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