パニックになったことで、
困りの皆さんから、
相談をお受けすることが多くありますが、
その時に、私がお話しするのは、
パニックになってから
パニックを止めようとするのではなく、
パニックの原因をつかみ、
パニックにならないような
支援をしよう!
というものです。
このパニックの原因が何なのか、
簡単には
つかめない方が多く見受けられ、
パニックにさせてしまい、
困っている方が、
多くいらっしゃいます。
そのためか、
見えないものを原因とし、
自分たちは、支援ができないと言う
判断をしている方も
多く見受けられるようです。
つまり、
「なんだかわからない」
と言う理由なのです。
まずは、
彼らの身近なところに原因がある
と思ってください。
ということは、
私たち支援者の
近くにあるということです。
その上で、原因を探してみましょう。
自分たちの見えるものや
身近にあるものが
原因と考えれば
それは改善のしようが
ありますよね?
でも、見えないものばかりに
目を向けていると
改善のしようがなく、
やはりパニックになった後に
それを止められず困るという
いいわけ的なことになるのです。
もちろん心の中に
原因がある場合も、
あるとは思いますが、
まず、あなたが見えるところで
原因を考えてみて下さい。
わからないなりにも、
何でもいいですから考えることを
始めてください。
ほとんどが
彼らが何かと関わりを持つ中で
起こっています。
誰かだったり、
何かだったりするので、
彼らが生活している中に
原因があるはずです。
見えるもの
聞こえるもの
接したもの
肌で感じたもの
におい
起きてしまった状況
急激な変化
など、
彼らが五感で感じとったもの一部が
パニックの原因になるのです。
それは、私たち支援者が、
彼らの目線に立たないと
見えてきません。
まさかと言うものが原因となり
パニックになっているわけですから
私たち支援者が
それを感じ取れるかどうかが
解決のカギになります。
彼らの視線がどこにあったでしょうか?
彼らの嫌な物は何でしょうか?
彼らにとって許せないこととは
どんなことでしょうか?
そのような中で、
これだったのかとわかることが大事で
その原因を省く事、
もしくは、
許せる(受け入れる)支援をすることが
彼らのパニックの減少につながるのです。
例えば家で、
ご本人とお母さんでお話しをしていた時に
別の部屋でご兄弟が何かをお話ししている。
そのようなシーンでは、
ご兄弟が発している言葉に
反応している時があります。
例えば、救急車の音が
ものすごく遠くで聞こえているけれども、
私たち支援者にはそれが聞き取れなかったり。
そのように、私たち支援者の目の前で
起きている事だけではない
可能性もあります。
ですが、彼らにとっては
彼らの目の前で起きていることで
それを把握していただきたいのです。
このような事は、どこでも起きることで
なくすわけにはいきませんよね?
ですから共存という支援も
パニックをなくせる支援となります。
まずは、原因をつかむことです。
あなたは、彼らの目線で
原因を見つけ出してください。
見つけ出せればそれに対して、
支援ができます。
パニックの原因は、
彼らの周りにあります。
つまり、あなたの周りに
存在しているということです。
そして、改善できるところにあります。
そのような視点で、
原因を見つけ出しましょう!
私の鬱病や主人のイライラ怒鳴り声愚痴も聞いてしまっているようです。寝ている事が多くなっている今の私です。そこにも原因があるのではと可哀想に思います。私も、明るい健康な母に戻りたいんです。