支援の外部専門家を使いましょう



福祉事業をする上では、
生活支援をしたり、
作業を支援をしたり、
健康のための支援をしたり、
地域の方に福祉を
ご理解いただく事業をしたり、
計算をしたり、
薬の管理をしたり、
労務管理をしたり、
いろいろなことがあります。

その方の人生に
寄り添うわけですから、
支援する内容も多岐にわたります。

監査の書類等も多く、
疲弊している声をよく聞きます。

このように、何でもやることが
職員に求められる状態ですが、
すべてのことを同じ施設の職員が
やり切るということが
非常に厳しくなってきています。

例えば良い例が、送迎です。
昔はどこでも支援職員が
運転していましたよね?
今は、業務委託という形があります。

このように、様々な施設での業務が、
外部の事業所に専門として
委託することが増えてきています。

税理士・公認会計士・弁護士・医師等は、
当たり前に外部の人を使っていると思いますが、
これからとは別に支援分野に
外部の人を使うことも
良いのではないかと思っています。

そのひとつが、
利用者支援に関する
スーパーバイザーです。

要するに利用者の支援方法が、
上司によって
部下に引き継がれていくことが
困難になってきているからです。

支援の質が落ちてるのか、
障害が多岐にわたり始めているのか、
支援以外の仕事が増えているのか。

どちらにしても、支援がうまく行かず、
より困難になっている支援現場が、
多くなってきているよう見受けられます。

スーパーバイザーが
税理士等と同じレベルで配置されると
その施設の支援技術は、
もっと高まると思うのです。

確かに支援職として配置しているわけですから、
支援職がするのは、当たり前ではありますが、
「事務職にとっての税理士」と何ら変わりのない、
意味合いの「支援職にとってのスーパーバイザー」は、
支援職にとっても、
安心材料になるのではないでしょうか。

また、支援に絡めて、
組織の組み立てをする
コンサルティングも良いと思います。
今現在、組織が抱える課題を
自分たちで解決するのに
何年もかかっているようであれば、
それはもう外部の人間を使い、
新たな視点で取り組むべきだと思うのです。

そこをないがしろにしているのは、
時間も無駄であり、利用者にとっても
良い施設ではない状態が続くわけです。

知的障害がある方々ですし、
ご家族もその状態に
我慢を続けてらっしゃるかもしれず、
実際の苦情としては、
入ってきていないだけのかもしれません。

課題の多さは、ストレスです。
それは利用留守側にとっても、
サービス提供側にとってもです。

となると、管理職自身も
不安な毎日かもしれませんね。

社会福祉系のアドバイザーやコンサルが
増えていますので
用途に合わせて使ってみたり、
社会福祉士事務所なども
どんどんできてきていますので
もしかしたら、
相談にも乗って下さるかもしれません。
組織については、
中小企業診断士等も使えるでしょう。

トップが考えているほど、
現場は安定的ではありません。
離職率が高ければ高いほど、
内部の人間だけでは、
改善ができないのかもしれません。

内部に対して、
不満がある人もいるでしょうから、
そういう場合は、外部の力を借りた方が、
簡単に、改善ができるということもありますね。

私たちは、正しくお金を使い、
利用者にとって今以上のサービスを
提供できることが使命だと思います。

現状が変わらないのでは、
お金の使い方が
間違っているかもしれませんし、
利用者にとっても不利益です。

課題をとらえ、改善し、
利用者にとって良い施設であり、
職員にとっても働きやすい職場であることを
目指しましょう。

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