直接的な文句をさけさせ、トラブル防止



知的障害・自閉症の人で、
相手がしていることに納得がいかない場合、
直接相手に文句を言うことがあります。

これは、よい解決になることが
非常に少ないと思っています。
この部分こそ、支援が必要な部分。

もちろん、相手にもよりますが、
こちらも相手も、
知的障害・自閉症の人で、
つまり、利用者同志というような場合や、
相手が、高校生くらいまでであると、
いざこざに発展しやすくなります。
特に自閉症の人のほうを
気にかけてほしい部分です。

例えば、
利用者同士の場合、
知的障害の人が自閉症の人に、
パニックがうるさい!とか、
いい加減にしなさい!などと言って、
叩きに行ったり、
怒鳴ったりする場合があります。

また、公共の場で、
相手がしていることに
納得できない行為(ルール違反とか)があると、
自閉症の人が、
叱りに行ったりしますね。

相手が発端だとして、
こちら側は正義感で、
何とかしようとしていますが、
これがトラブルのもとになります。

こういった場合には、
直接ではなく、
間接的に支援者に訴えるよう
ルートを作ったほうがいいと思っています。

こういうことは、相手が悪いだけではないことが多いのです。
例えば、パニックになっている人は
パニックになって悪いことをしようとしているわけではなく、
こまっているからこそ、パニックになっていますよね?
その時に大声を出してしまっただけなのですが、
その正義感あふれる人にはわかりません。

ですから、そのあと大きなトラブルになるのです。

公共の場であっても、
相手がどんな人かわかりません。
簡単に正してくれる人であれば良いですが、
万が一、別なことに発展したら、
対処ができにくいと思います。

ですから、間に入る人が必要です。

さて、施設や学校でしたら、
職員がいるので、
その職員に訴えることを
前提としていただきたいところです。

そして、公共の場でしたら、
そこの責任ある人に
いうようになるといいですね。

たとえば、電車でしたら駅員さん。
お店でしたら店員さんといった具合です。

このルート設定は、
そのことが起きているときに行っても効果がありません。
正義感あふれるその人が、落ち着いていられるときに、
しかも、それとなく、何度となく、
伝えてみましょう。

大きなトラブルになる前に、
先手を打ってみてください。

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