その人の趣味だとか、
好きなものとか、
それは、他人でもそうだし家族でもそうなのですが、
自分には、興味のない世界ってありますよね?
「何でそんなこと好きなんだろう?
変わってるよねー」みたいな世界。
でも、あなたの好きなものも、
他人にはわかってもらえないこともありますよね?
こういうことって、いろいろな場面で起こるのです。
好きな食べ物にしても、
好きな動物にしても、
好きな洋服にしても、
好きな音楽にしても、
好きな部屋の飾りにしても・・・
そこで支援が必要となると、
何であんなつまらないことをしてるのだろう?
その時間やお金をもっと別なことに
使えばいいのにとか、
辞めさせた方がいいかな?
などと思うわけです。
その相手が、
自分と同等だと思うと、
その気持ちは、
押し殺すことができるかもしれませんが、
なぜだか、知的障害がある方には、
そういう気持ちだけではなく、
問題だと考え、
やめさせてしまいがちですよね?
その人の生活は、
その人の生活だということを、
理解しろとは言いませんが、
評価することはないと思うのです。
そして、まずは、「認める」っていうことです。
認識する程度でいいでしょう。
自分と違うことをしている人を、
どうも認めたくない気質をお持ちの方は、
「そういう人がいるんだな」
と考えるようにしてほしいと思うのです。
何であんなことをしているの?と思うことは、
人権侵害にもつながるものです。
知的障害がある人がしていることを、
自分と合わないし、
納得がいかない状態でも、
「あの人は、そういう人なんだな」
と思うだけで、いろいろな見方が変わってきます。
こういうところから生まれてきた
障害者差別もあるのかもしれません。
障害がある方の支援者である、あなたから、
まず、相手の事を認識することが
できるようになるべきだと思うのです。
理解するまで行かない方は、ぜひ、
認識から始めてみてください。
知的障害がある方がしていることや
好きなことをフラットな気持ちで
受け入れましょう!
そして、フラットに受け入れたあとに、
もちろんその好きなことで困っていることがあれば、
どんな支援をするかを決めましょう。
簡単に「やめさせる」ということは、
支援ではないと思いますよ。
フラットに認識して、
支援を入れる。
ぜひ、あなたから自分を変えましょう!