直球勝負がいいわけではない



自分自身が、正義感があって、
だめなものはダメといいたくなるような性格なので、
20代のころは、先輩方に、
その直球を変化球に変えるようにと、
言われていたと思います。
あまり意味がよくわからなかったのは、
自分が若かったせいにしておきます(笑)

今、いろいろなことを経験して、
30代に入ってからは、
自分がしたいことを実現するには、
直球だけではなく、
変化球も必要だということが、
わかってきました。
でも、それがうまく使いこなせてはいなかったと思います。

そして、さらに、その変化球を
どんどん編みだせて行けたのは
40代なのかなぁ。

自分のやりたいことは変わらなくても、
相手に合わせた言い方や
相手に合わせた提示の仕方で、
こうも変わるのかということなのです。

自分のしたいことを実現するために、
自分の感情で、
自分の言いたいことだけを
相手に撒き散らしても
相手はその表面だった自分の言いたいことを
パン!と押しのけるだけ。

でも、相手の感情を探り、
相手にわかるように
いろいろな形で
提示していけば、
相手もそのこと自体に納得してくれ、
いいよ、一緒にやるよと
言ってくださる。

ルートは、さほど気にすることでは
ないのではないかと思うのです。

最終的に、
相手に伝わり、
自分のしようとしていることが、
できればいいですよね?

今、自分のしたいことがうまく伝わらない場合、
相手に合わせた方法で、
あなたのやりたいことを
どうやって伝えるかですね。

この、「どうやって」の部分が「変化球」の部分です。

やはりこれは、
自分の練習だったりします。
やってだめなら変更する。
それが変化球を生み出すのです。

いろいろな方と話したりしながら、
相手の気持ちを探りながら、
相手にあった伝え方ができるようになっていくのです。

すぐにできることではないにしても、
変化球を編み出そうと思えば、
言葉の形も変わりますよ。

どんどんいろいろな方とお話ししてみましょうね!