お子さんの行動を謝ってばかりの方へ



あなたのお子さんの行動に対して、他人との関係の中で、
親御さんであるあなたの立場から、
「すみません」と謝ってしまう場面が多くありますか?

これは、障害があろうとなかろうと、
あなた自身が、
「この子の行動は、世の中に迷惑をかけている」
と思っているから、
謝ってしまうのですよね?

謝ってばかりだと、
なんだか、自分の子育てが、
うまくいってない気もして、
あとで、自分を責めてみたり、
子供を叱ってみたりにつながっちゃうと思うのです。

同じ場面で、
「ありがとうございます」
は、不適切でしょうか?
「助かりました!」
も、いいかもしれません。

例えば、
お店で、子供が、転んでしまった。
これを助けてくれたお客さんがいる。
これは、「すみません」じゃなくていいのです。
助けてくれたので「ありがとうございます」
もしくは、「助かりました」

こころの持ち方が変わりませんか?
「すみません」だと、
申し訳なく思ってしまい、
どよ~んとしてしまいそうな感じ。
相手だって、謝られるほどのことではないから、
なんだか、逆に申し訳ない感じになります。

かたや、「ありがとうございます」
は、感謝していることで、
気持ちも明るくなります。
もちろん、相手も、感謝されて、
気持ちが良いなあという感じになりますね。

あなたが良かれと思って、
「すみません」と謝ったことが、
相手にもいい気持ちにならなかったり、
転んだお子さんも悪いことをしてしまったような
気にもなってしまうでしょうし、
あなたも良い感覚が残らないわけです。

もちろん、「すみません」というべき時はあります。
でも、何でもかんでも、
「すみません」と言うこともないのです。

まずは「すみません」といった時の相手の表情と、
「ありがとうございます」といった時の
相手の表情を比べてみてください。

あなたご自身が「ありがとう」を多く使うことで、
街中に、にこやかな雰囲気を量産してみませんか?
そういう街になることは、
あなたにとっても。
今以上に子育ても楽になると思いますよ!