知的障害がある人への支援スキルを持とう



スキルを持ちましょう!
私がよく書く言葉です。

スキルぶれない自分

この二つを手に入れれば、
支援者として、
今以上の力となることでしょう。

では、スキルとは何か?

簡単に言えば、
支援の技術です。

細かくいえば、
コミュニケーション技術とか、
車いすを押す技術とか、
作業を進める力だとか、
知的障害がある人と接する時に、
この技術を持っていたり、
さらに高めていけると、
今以上に、
支援者としてのレベルが上がるものです。

レベルが上がれば、
ご本人が支援を受けた時に
以前より楽だなど、
ここちよく感じることになるでしょう。

何もその技術がない時には、
できなかったことが、
技術を持ったことで、
ご本人とのやり取りがスムーズになります。

たとえば、
否定語を肯定語に直すことができれば、
これも技術となります。

この技術は、
ご本人からの安心感や信頼性にも
つながることでしょう。

ですから、支援の技術は、
ないよりは、あったほうがよく、
ないとしても、
現場で利用者の人と接しながら、
また先輩たちに教えていただきながら
身に着けることもありますし、
今やインターネットを使って、
学んだり、講習会などもありますから、
学びの機会は広がっています。

専門性という人もいるかもしれませんが、
私は専門性というより、
それぞれの技術をスキルのほうが
大切かなあと思っています。
これは、障害があるなしにかかわらず、
人として、様々な人に接する、
接し方なのかもしれません。

国家資格や
大学を卒業したなどの学歴は、
ある意味なくても良いのです。

その人とどう接するか?
よりスムーズに接したいなと思う気持ちから、
スキルは生まれてくるのではないでしょうか?

さて、スキルがあって、
それをするのは、
組織の中ですることが多いですね。

すると、そこでの支援者同士の人間関係がもとで、
あなたが持っているスキルを
活かせなくなることにつながれば、
良いスキルを持っていても
意味がなくなります。

ですから、
スキルも大切ですが、
集団の中で、
自分の持っているスキルを活かすために
「ぶれない自分」を
手に入れることをお勧めしています。

ぶれない自分は、
人間関係を楽にしていきます。

このブログでも、
「セルフマネジメント」の
カテゴリー分けをしていますので、
お使いください。

どちらが先と言うことでもありませんが、
両方持っていたほうが、
支援がしやすくなると思います。

自分自身で、
不安を抱えないように、
スキルと
ぶれない自分を
手に入れていきましょう。

そして、このスキルもぶれない自分づくりも、
どんどん続けて、手に入れていくものです。

特にスキルは、
人それぞれに合わせたスキルですし、
様々な知的障害がある人に合わせた、
スキル獲得は、
長年続くことでしょう。

ぶれない自分づくりも、
終了があるかもしれませんが、
何かのきっかけで、
ぶれることはありますので、
こちらも、
日々、意識したいところです。

さあ、新しいステージに
昇りましょう!

知的障害がある人たちが、
あなたの成長を待っていますよ!