作業支援:右か左か?



右か左か?
ふたつのお話をします。

まず、一つ目。

右利きの人と、
左利きの人がいます。

言葉のない人は、
どちらが利き手なのかも
わからない場合もあり、
右利きかと思ったら、
左利きなどということもあります。

職員が、右利きだと、
利用者も右だと思いこみ、
たとえば、ハサミなどを
右手に渡してしまうということも起きます。
そうすると、そのまま使いにくい右手で
ハサミを使っているということも
見受けられます。

利き腕が、右か左かは、
かなり重要な情報です。

人によっては、書くのは右で
その他は、すべて左という人もいます。

この右か左かは、
だいたい食事の時に
確認するとあっていると思います。
食事をする際に、
スプーンでも箸でも
左に持てば左ということで仮定して、
作業支援の基本情報とすれば
よいと思います。

さて、もう一つの右か左か。

それは、作業の流し方(部材の置き方)です。
たとえば、何かの部材をセット組して、
袋に入れる時など、
どういう順番に置くのが、
その人にとってやりやすいかです。

これは、人によって違います。
右利きだから、左から送ったほうがいいか、
と思うと、人によっては、
右からのほうがいいのです。

ですから、人によってと
解釈していたほうがいいのです。

作業が始まる時は、
とりあえず、職員のやりやすいように
置いてみてください。

そして、作業をする様子を
絶対に見てほしいのです。
そこから、不具合確認を
していくことになります。

作業をする上で、
手が交差しているとか、
取らない部材があるとか、
そういう不具合です。

このあたりの微調整をして、
その人にあった置き場を考えます。
だいたいは左から流したほうが
楽な傾向にはありますが、
その人の方向により、
ものすごく作業に時間が
かかっているのであれば、
非効率です。
これを効率的にやっていけば、
工賃UPにも好影響を与えます。

右からか?左からか?は、
作業にとって重要な視点です。

作業環境は、支援するべきところです。
あなたの力の見せ所です。