体調が悪いがゆえの迷惑行為



職員が急に体調を壊すことがありますよね。
でも、人手が足りないと思っているあなたは、
体調の悪さを押し隠し、
職場に出勤。

どんなに体調が悪くても、
何とか頑張らなければ!と思って、
自分の体にムチ打って、
その日を乗り切るなんて言うことが
あるのではないでしょうか?

これは、いけませんね。

あなたは良かれと思ってやっていますよね。
自分が病気になったことで、
職場の仲間に
迷惑をかけたと思うわけです。

でも、一番迷惑なのは、
利用者の皆さんです。

その病気が移った時のことを考えましょう。
もちろん、職員同士で移ったりしても、
迷惑どころか、
職員たちが休んでしまう事になり、
施設自体が運営できなくなる
可能性だってあるのです。

かぜ
インフルエンザ
ノロウイルス
O-157
結膜炎
その他の感染症
今までもいろいろな病気が、
施設を襲ってきました。

その病気にかかっている人であれば、
来ないことです。

あなたが休むことが、
迷惑だと思っていると思いますが、
あなたが来ることが迷惑なのです。

そこを間違ってはいけません。

もう一度言います。

あなたが来る方が迷惑なのです。

利用者の皆さんは、
もともと他の病気があったり、
精神薬などが出ていたり、
という方もいて、
その人たちが他の病気になると、
なかなか治らなかったり、
てんかん発作が出やすくなったり、
薬の飲みあわせを図っていただいたり、
いろいろと支障があるのです。

熱が出ているのに、
熱がわからず、
いつも通りに過ごせる人もいて、
相当な高熱で
倒れてしまう事もあるのです。

病気をもったあなたは、
このような利用者のみなさんに、
移すようなことが
あってはならないのです。

ですから、
「迷惑かけたくない」の相手は
誰なのかと考えるべきです。

そして、同僚を思いやる前に、
利用者を思いやって、
休むべきです。

人はどんなに気をつけていても、
病気になってしまう事は
あるのです。

それは誰でも起こりうることです。

病気になった時は、
それを治すことに専念してください。
それこそ、早く治す事の方が
職場に迷惑かかりません。

無理して、病気が長く続くようでは、
そっちの方が迷惑です。

ついでに、
移らない病気もありますが、
そちらも、早めに
治していくことです。

利用者の健康を大切にする
職員になりましょう。

それから、
病原菌を寄せつけないためには、
やはり「うがい手洗い」は有効です。
これは、続けてやってください。
職場のマナーとして心得ていただきたいです。

病気により自分を擁護するべき時ではありますが、
利用者の皆さんも守る、
安心していただくという視点も
持ち合わせましょう。

年休はいっぱいあるはず。
病気になったら、
思い切って休んでみましょう。