文字を書きながら話す面談



知的障害や自閉症の人とお話をする時に、
言葉での会話だけではなく、
絵を使ったり、
文字で書いたりといった
方法がありますが、
これは、人によって、
方法が違い、
一番その人にとって、
うまくいく方法がいいですよね?

うまくいく方法と書きましたが、
中には、わかるけど嫌な方法というのも
あるからです。

たとえば、とっても絵が上手な方に、
絵で描こうとしたら、
絵は好きだけど、
私の絵は、受け入れて
いただけなかったことがあります。

でも、別な人には受け入れられた
ということもありますから、
その人それぞれなのです。

さて、私たち支援者が、
どんなコミュニケーション方法を
よく使っているかというと、
明らかに「言語だけ」なのです。

だからこそ通じないことが多くあるのです。

ですから、
文字を使う、
写真を使う、など、
いろいろなコミュニケーションツールになれていくことは、
必要だと思います。

私自身、言語と一緒によく使うのが、文字です。

話すことはしますが、
同時に紙に書いていきます。

文字は、言語と違って、
その場に残っていてくれるので、
彼らの情報としてよい仕事を
してくれることが多いのです。

基本的には、大きめの字を書き、
難しい漢字は避けています。

私自身が話すことを、
同時に書いていくので、
言葉をわすれても、
考えようとするときにも、
文字に残っていることは、
彼らにはわかりやすいようです。
あとで、自分がわからなくなった時に、
めくり返している人も多くいらっしゃいますよ。

話しが長くなった時やわからなくなった時にも、
文字になっていると、
さかのぼって話を考えることができますし、
記憶からなくならないので、
充分に考える材料にもなります。

ですから、話しをしながら、
書くという作業を入れていくことは、
ものすごくお勧めです。

面談などの時は、
白い紙を大量に用意し、
ペンもいろいろ用意します。
色を変えたりもします。
間違ったと認識した時に、
書き直しができるペンがいいですね。
ぐちゃぐちゃと文字の上から
消すためのペンを走らせるのは、
あまりよいことではありません。
気にする人がいるからです。

このあたりは動画にしましたので、
貼り付けておきますね。

面談など、知的障害・自閉症の方との
お話しは、短い時間で
終わりにするべきだと思っています。
ですから、より効果的なコミュニケーション方法が
求められるのです。

文字に書くということ、
また、他の方法も工夫しながら
コミュニケーションを図るようにすることを、
支援者の日常動作として、
身に着けることをお勧めします。