失敗したときにする質問



何かをしていて、
失敗した時、
だめだーという感情になりやすい方が多いと思います。

私もかつてはそうでした。
でも、最近は、
そういう感情はどんどん減ってきています。

じゃあ、どうやって、
失敗しても、大丈夫な感情になっているか?

それは、自分にする質問を変えたからです。

今まで、失敗した時に、
自分にしていた質問は、

何で失敗したんだろう?
どこを間違えたんだろう?
みんなはどう思っているだろう?
この失敗を取り戻せないだろうか?

などと、その起きてしまったことに、
いいわけでもするかのように、
自分の正当性をアピールするかのように、
自分に質問をしていたからだと思います。

でも、最近は、
こんな質問をすることが増えました。

「この失敗で得したことは何だろう?」
「この失敗でよかったことは何だろう?」

これを瞬時に自分に質問して、
自分も瞬時にこの質問に答えられるようになってきています。
あえて質問していた時期はもう通り過ぎて、
今は自然に質問もなくても
この思考回路になっているということです。

これ、訓練かもしれません。

まず、失敗って起きるってことを思っていると
本当に気持ちが楽になります。
そこも大事ですね。

たとえば、
先日も、施設の活動で、
ある予約をしようと思っていましたら、
予定していた時にそのイベントはやっていなかったのです。

そこに行くために企画していたのですが、
どうしようもない。

そこで質問をするわけです。
「この失敗でよかったことは何だろう?」

これは、早くわかってよかった。
次が捜せるから!

となります。

何でだめなんだ、何とかならないかな?
と質問をしてしまうと、
自分を責めたてるようなことになりますよね?
でも、質問を変えることで、
次の手段が見つかります。

また、他者とのからみでも、
嫌なことが起きることがありますよね?

その時に、
なんで、あの人は、こんなことしてくれたんだ?
などという感情の質問を自分にするのではなく、

「この失敗でよかったことは何だろう?」
という質問をすれば、
もうちょっと自分が○○すれば、嫌なことにはならなかったかもしれない。
という結論にもなると思います。

そうすれば、次回から、自分の立ち位置が変わってきたりします。

失敗から学ぶなどといいますが、
その前に、質問を変えることで、
瞬時に嫌な感情を持たず、
よかったことが思い浮かべられ、
その失敗にも前向きに対処ができるようになりますので、
ぜひ、質問を変えてみてくださいね!

ポジティブに参りましょう!