部下の満足度を高める会話



知的障害がある人を支援していると、
多くの人が経験するのが
職場の人間関係の不具合です。

このことがもとになって、
離職までしてしまうこともあるのですから、
大きな問題なのです。

人間関係の問題の中で、
同僚同士の課題もありますが、
上司と部下関連の
課題もありますね。

「上司が私の話を聞いてくれない」
このような、ご相談もあります。

上司にしてみれば、
「ちゃんと話を聞いている」
ということのようなのですが、
部下と上司の、
会話の質に問題があるようです。

つまりは、満足度です。

これは、上司部下だけではなく、
利用者やご家族と職員、
またはプレイべーとでも、
いろいろなところで使える、
考え方だと思いますので、
様々なところで役立てられますが、
ここでは上司と部下でお話しします、

例えばこんなこともあります。

Aさん、30分話したのに、
「ちゃんと話を聞いてくれない」

Bさと、10分話したのに、
「上司の話が長くて」

このようなこともあるわけで、
時間の長さで満足するわけではありません。

中身を見てください。

部下の話を聞くときは、
部下が話したいことが
充分に話せることに
焦点を当てるのです。

聞いてるよと思うかもしれませんが、
部下というのは上司に対して、
何でもオープンに話しているわけではありません。

ですから、
そこを、
何でも話してよい状況に
していくのです。

話しを途中で切り上げて、
「もういいでしょ?」
などと言われたら、どんなに長く聞いても
最終的に、
「聞いてくれなかった」
という感覚になります。

たくさん喋ったとしても、
「他に話したいことはないですか?」
と聞けば、
「充分に聞いてくれた」という感覚になります。

部下がすっきりした感触を持たないと、
「上司は話を聞いてくれない」
という感覚は残るのです。

だから中身なのです。

そして、あなたの表情も
そこにプラスされる要素でしょうね。
嫌そうに聞かれていれば、
満足度は減るでしょう。

また、部下が話したことを
あからさまに否定すれば、
満足度は減ります。

このように、
部下の満足度とは、
あなたの小さな気づきです。

相手の心地よさに
重点を置いて、
満足してもらえたかな?
を考えられるようにしてみることです。

そして、
部下の満足度は、
何につながるのかを
考えましょう。

もちろんあなたとの関係性もよくなりますし、
職場の課題が減ることにもなります。

人間関係で、
悩む職場であれ、悩まない職場であれ、
上司から部下に話しかけるべきですし、
充分に話を聞くことから、
解決できることはたくさんあります。

あなたの理想の福祉を実現するために
一緒に働いてくれる部下の満足度を
高める会話をしていくために、
まず、あなたから変わりましょう。

部下の満足度がもたらす仕事上の効果を、
ぜひ手に入れてください。

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