私が様々なセミナーを開いているときに、
特に大事にしているのは、
以下の通りです。
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そのスキルがあっても、
それを実践できなければ
意味がない。
だからこそ、今日セミナーで聞いたことを
同僚とともに実践を開始できる
「ぶれない自分」を作ること。
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そのために、
虐待防止でも、
チーム作りでも、
親子関係でも、
世話人さんでも、
何のセミナーでも、
できるだけ
「ぶれない自分づくりが大切」という視点で、
お話をしています。
できることをやること、
できないことは頼ること、
人間関係に悩まないようにすること、
常識の範囲にとらわれないこと、
思考を柔らかくすること、
何でもまずは受け入れてみること、
などなど、
こういったことは、
このブログの中でも、
様々な時に
書かせていただいていますが、
それをまとめてお話ししています。
なぜ、
そこを重要視しているか?
だいたいの場合、
施設や事業所の代表で
参加している方が多くいます。
ひとりで聞いて、
良いと思って、
現場に帰れば、
聞いていない職員ばかりです。
聞いていない職員に、
聞いてきたことを伝え、
実践をしようと呼びかけるのは、
勇気もいるでしょうし、
反対されるかもしれません。
それに、仕事が忙しければ、
よほどの危機感がない限り、
変化を入れるのは、
後回しになってしまう。
でも、もし、
課題があるのであれば、
そういう障壁を
乗り越え、
相手と協力し合い、
改善のために
進む必要があるのです。
となれば、
自分自身が変化の
1歩を作るために、
まずは、
自分がぶれない視点を
持っていないと、
「やっぱり無理だ・・・」
となってしまうわけです。
せっかくスキルが身についても、
自分がぶれてしまったら、
意味がありません。
だからこその、
「ぶれない自分づくり」
なのです。
そして、この、
「ぶれない自分づくり」は、
何の話題にも通じるのです。
組織作りにも通じますし、
自閉症の方の支援にも通じます。
もちろん、
肩書が変わった時も、
異動した時も、
活かせるのです。
やはり、
組織作りの基本は、
「個人」なのです。
そして、
ひとりひとりの力の
結晶なのです。
逆を言えば、
「ぶれない自分」が手に入れば、
スキルは、徐々に手に入ったとしても、
すぐに実行できるということです。
どうしても、
スキルに目を向けたくなるのは
わかります。
私のセミナーは、
事例もたくさんお話しますので、
参考にもなるのでしょう。
なぜなら、
そこに知的障害がある人が
いるからです。
でも、スキルは働く場の利用者によっても
変わったりします。
そして、支援は組織として、
していくものですから、
「ぶれない自分」を手に入れつつ、
スキルも磨いてほしいと
思っているのです。
このブログの中では、
サイトマップの
「セルフマネジメント」のところに、
「ぶれない自分づくり」の
話題を載せていますので、
ぜひ、ご活用ください。
そして、チームとしても、
支援力を
ぐんとUPさせましょう!
参考:サイトマップ↓
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