どんな状態を目標にしていますか?
その目標のために、
あなたは努力をし、
時間やお金をかけ、
手に入れようとしていると思います。
でも、その目標は、
まだまだ遠いと思っていませんか?
だから、今日も、
そして、明日も、
あなたは努力し続けているのでしょう。
今、あなたは、
その目標を設定した時に、
ゼロから最高値100%のうち、
どこにいますか?
そして、どの位置を目標にしていますか?
例えば、
「利用者に喜ばれる支援者となる」
という目標を立て、
今、60%地点にいると仮定し、
95%を目指したとしましょう。
のこりの35%を
一生懸命努力して、
自分を向上させようと
なさっているようですが、
たぶん、他者から見て、
90%を超えても、
あなたは、「まだ自分は」と
思い込むのではありませんか?
そして、他者から見て、
最高レベルの支援者だと思われ、
95%になっても、
まだまだだと思いこみ、
もっともっとと、
さらに目標を立てつづけことに
なりませんか?
結局は自分の目標を
どんどん高く高くと
移動させてしまうから、
いつまでたっても
まだ自分はダメなんだ、
もっと精進しなければ!と
思い込むことになりかねません。
なにに不安を持っているのでしょうか?
私たちの仕事は、
私たちが自分の仕事の良しあしを
決めるわけではありません。
利用者の皆さんが決めるのです。
だからこそ、
自分を向上させるのは
当たり前です。
でも、その採点基準が
間違っていれば、
あなたは、あなた自身を
傷つけることになります。
ですから、
こういう評価をする時の
自分の採点は、
絶対ではありません。
この数字のマジックは、
真面目だったり、
一生懸命にやりすぎる人ほど、
目標値を上げ続けます。
どこかで、
自分はこれでいいのだと思う所に、
一度落ち着かないと、
一生、目標が達成できない人になります。
まずは、どこかで達成を決めましょう。
そして、達成を実感してください。
人に聞くのは一番です。
他の人の方が良くわかっています。
そして、
自分はよくやれているのだと、
自分を評価しましょう。
そのあと、さらに上を目指すのはありです。
極めるとでも言いましょうか?
武道の1段2段のようなものがないので、
それは自分で決めないといけません。
スモールステップといいますが、
そういうスモールステップで、
「できた」「うまく行った」を
積み重ねてください。
あなたは、ずっとできない人では
ありません。
人間成長することで、
どんどん大きな難しい仕事に
出会っているだけです。
そして、
できることが多いから
また新たな課題を
作っているだけです。
そこに気づきましょう。