何かを始める時や
次に行こうとする瞬間に、
あなたは、どんな思考のパターンでしょうか?
大きく分けると、
ポジティブ系
ネガティブ系
だと思われるのですが、
見えない将来を
どうとらえているかの違いではないかと思っています。
見えない将来を
わくわく傾向に考えるか?
それとも、不安傾向に考えるか?
わくわ傾向系(ポジティブ系)の人は、
起きることやすることの楽しさを想像し、
もし失敗してもいいやとか、
何とかなるだろうとか、
誰かが助けてくれるだろうとか、
そのもの自体を考えることと、
失敗するにしても、何とかなるイメージで、
考える人が多くいます。
一方、
不安になりやすい系(ネガティブ系)の人は、
うまくいかなかったらどうしようとか、
誰かに何かを言われないかな?とか、
相手に迷惑をかけるかな?とか、
やろうとしていることよりも、
さらにその先をイメージし、
不安になっている人も
多くいることでしょう。
自分がどちらのイメージの思考パターンなのか
ご自身で考えてみていただきたいのですが、
実は私は、ネガティブ系だったのです。
今の私だけを知っている人は、
まさか?と思われるかもしれませんが、
非常にその傾向が強く、
たまに今でもぽろっと出ることがあります。
でも、自分の中で考えるルートを
変えることができるようになりました。
たとえば、
うまくいかなかったらどうしようと
考えてしまった場合。
この思考では、
失敗方向に行く可能性が高くなるので、
思考を変えてみます。
あえて、考え直すのです。
今、こう思ったけど、
これだとネガティブ系だから、
ポジティブにするには・・・?
と考えなおすのです。
すると、
○○すればいい!という
答が出てくるので、
今からやろうとしていることをやると決め、
万が一失敗したとしても、
対処の形が思い浮かべられ、
ポジティブに変化できるようになりました。
まあ、対処の形といっても、
ほとんどが、またやり直すか、
他の方法に変えるかどちらかです。
ネガティブワードにはまると、
不安をあおりたてるようなことしか
思い浮かばないかもしれませんが、
あえて、真逆の発想をしてみてはいかがでしょうか?
もし、自分を変えたいとか、
社会に不満があったりして、
何かを変えたい人であれば、
ネガティブワードを減らしていってほしいと思いますし、
自分がそういうことはできないにしても、
社会を変えようとしている人を応援している人も、
ネガティブワードは、減らしてほしいと思います。
つまり、変化をもたらしたい人は、
ネガティブワードより、
ポジティブワードをお勧めしたいのです。
また、たとえば、こんな言葉は言っていませんか?
「むずかしい」
「大変」
「いそがしい」
「○○だからできない(重度だからなど)」
こういう言葉も、
あなたの行動をできなくさせている言葉です。
こういう言葉を言うことで、
だからやらないと判断しかねないからです。
これは、知的障害者支援者が、
よく使う言葉ですが、
何かを理由にして、
自分ができない「理由づけ」をしていますが、
支援上の課題を解決をしたいときなどは、
NGワードです。
今あるあなたの思考のパターンをつかみ、
未来のために
どんな思考のパターンを手に入れるか?
少し意識をして、
自分の思考と向き合ってみましょう!