部下に相談をされないから大丈夫?



管理職であるあなたは、
部下から相談をされていますか?

相談が入らない場合、
相談をされないから、
うちの事業所はうまくいっている。

そうお思いではないですか?

うまくいっていないなら、
部下は自分に相談をしてくるはず。

仲良くやっているし、
問題はない。

だから、自分の部下は悩んでいない。

さて、はたしてそうでしょうか?

私のところに入ってくる相談は、
年々増え続けています。

全く面識がない方の相談も多くありますし、
上司のことで、
お悩みの人も
後を絶ちません。

本当にあなたの事業所は、
全く問題がないために、
相談がないのでしょうか?

こんなことは、
考えられませんか?

悩んでも、
あなたには相談をしない。

いかがでしょう?

相談する相手など、
いくらでもいます。

インターネットで
知り合衣でもなく、
顔も見なくても、
私にも相談してくるわけですから。

例えば、
上司のことで悩んでいたら、
その上司には相談しませんよね?

あなたの部下が、
あなたのことで悩んでいたら、
他者に相談をしているのです。

こういう状況ですから、
あなたには相談がきません。

各事業所メンタルケアにも
力を入れていると思いますが
それも同様なのです。

あなたの事業所で起きていることがきっかけで、
メンタルに影響したのに、
自分の事業所には相談したくないと思いませんか?

虐待
先輩のこと
労務状況
そして、支援のことに至るまで、
その人の事業所には
相談しなくなっているのです。

いきなりやめる時も、
一身上の都合としか言わず、
やめていきます。

でも、厚生労働省の調査では、
人間関係の不具合が
退職の理由の1位となっているのです。

部下たちはどんな上司に
相談をするのでしょうか?

相談しやすい上司とは
どんな上司なのでしょうか?

あなたから部下に声をかけていますか?
部下の悩みを知ろうとしていますか?
全ての部下が働く現場を回っていますか?

今までと同じように接していたのでは、
部下の気持ちは、キャッチできません。

今までキャッチできなかったのですから、
今まで違う手法をしなければ、
状況は変わらないでしょう。

これは、あなたからリサーチすることです。

いきなり、言いに来い!ではないことは、
お分かりだと思います。

管理職とは、
何をする人のことなのか、
考えてみてください。

あなたの事業所の職員が、
退職を決意する前に、
手を打ちましょう。

利用者支援をしてくれている部下のために、
もっと自分から動きましょう。