町内会は活用できていますか?



町内会の活動に、
参加なさっていますか?

なかなか、町内会には、
参加する意味がわからない人も
いらっしゃると思います。

行事には興味がなかったり、
高齢の人ばかりで、
参加する意味がわからなかったりすると思います。

特に子供のことや高齢者向けの行事も多いように見えたり、
お祭りや防災訓練の集まりなど、
どうしても、障害がある人のご家族には、
あまり関係ないように見えてしまうのです。

それに、うちの子を連れていったら
迷惑になるのではないかと考えてしまうと、
行事にも連れていけなかったりしまいがちです。

相手か自分か、嫌な思いをするに決まっている
と思ってしまうと、
参加しようという思いには、ならないかもしれません。

本当に、
相手に迷惑をかけることになるのでしょうか?

迷惑をかけるかどうかは相手が決めることですし、
不安になりすぎるのも、いかがかな?とも思うのです。

でも、そうはいっても不安だと思いますので、
ご家族だけでも町内会の催しに
参加なさってみてはいかがでしょうか?

なぜ、このお話ししているかというと、
皆さんのご家族の基盤がその町内にあり、
生活する上でも
防災上の避難をする上でも、
その町内を超えたところが、優先にはならないからです。

つまり、まずはあなたの町会があなたの生活の基盤となっているのです。

町内会というものに、
助け合いのイメージを持ってください。

もちろん、あなたが助けてもらうより、
助ける方が先かもしれません。

助け合いは、障害があるなしに関わらずです。

お互いに顔見知りになり、
困った時に助け合うとともに、
特に災害時は、町会が単位になりますので、
その時に、自分や家族を
知っておいていただける準備のためです。

あなたが町会に関わることで、
ご家族に障害がある人がいることを
知っておいていただくだけで、
防災上の対応やアクシデントのとしては、
全く変わってくるでしょう。

これは、お子さんや高齢者がいる場合でも同じです。
家族にこういう人がいるのだと言うことを、
町内の人に知っていただくには、
あなたご自身が今以上に町会行事に参加して、
知り合いを作っておくことです。

ご近所づきあいから始めて、
あいさつを交わし、
知り合いをたくさん作っておくことは、
後々の宝になります。

話は全く変わりますが、
マーケティングの基本でもある、
お客様のためにサービスをすると言うことがありますが、
そうすると対価として、料金が支払われるわけです。

それと同じように、
あなたが町会のために、
あなたのできることをしていくことは、
後々、何かあったときに、あなたのご家族を
思い出してくれ、
障害がある人がいることを考えた企画にも
つながるのです。

マーケティングの考え方をイメージして、
あなたが先に、町会のためにできることをしていく。
すると、自分の所に、
返ってくるものがあると考えることもできませんか?

特に高齢者が多い地域の町会は、
人手も足りずに困っているところも多くあります。

そんな町会のために、
あなたの持っている力を出せることもあることでしょう。

まずは、お祭りに行ってみませんか?
まずは、火の用心に参加してみませんか?

運動会や交通安全などもありますね。

色々な催しに参加して、
顔見知りをたくさん作ってみましょう。

障害がある人だけの為ではなく、
お互いさまの助け合いの為と思って、
楽しんでご近所さんとお付き合いしていきましょう。

そして、障害がある家族が我が家にいることを、
少しずつでも伝えていき、
いざという時に、ご家族が困らないような
関わりにしてくださることにつなげましょう。

活用ということにつなげられるのは、あなた次第です。

町会は面倒なものと思っていたかもしれませんが、
ちょっと違う方向から覗いてみませんか?