就労移行支援事業所は、株式会社等の参入も多く、
多種多様な展開を期待できる分野だと思うのですが、
市町村によっては、事業所が余り気味で、
利用者確保に走り回っているところもあります。
各事業所が、特色を出し切れていない状態で、
利用者が確保できなければ、
死活問題ですよね?
利用者にとっても、どこでもいいわけではなく、
就労移行っていうくらいですから、
就労に本当に必要なことを支援してくれ、
実際に就労できそうなところがよくて、
そして、アフターフォローが良いところ
を選ぶことになります。
もちろん立地条件の良さや、
特典があれば、
利用者にとっては選ぶきっかけにもなります。
また、就職に関することだけではなく、
ご本人のメンタル的な部分や
生活面の支援も充実したところが選ばれるかもしれません。
ちなみに、ビジネスでは、
同じ業者が何をしているのか調査をして、
かぶらないようにすると思うのですが、
その辺りのマーケティングはうまくいっていますか?
また、営業するところはどこでしょうか?
そこに利用が見込まれるお客さんはたくさんいますか?
そこを間違えている人がいるように思います。
お客さんがいないところに営業かけても
お客さんには、届かないわけで、
無駄な時間を過ごすことになります。
営業する場所を考えてみてください。
事業所の収入が一番割がいいと言って、
就労移行にしただけということでは、
利用されないわけです。
つまり、選ばれる理由を
持たなければなりません。
あなたの事業所の売りは何ですか?
つまり、利用者にとって、
あなたの事業所を選ぶメリットです。
知的障害や自閉症の方の側から見た設定で、
あなたの事業所を評価して、
次の戦略を考えてみてください。
精神や身体の障害がある人たちとは違ったニーズが
あると思います。
自分の事業所の特色を
もう一度見直してみてください。
選ばれる事業所になりましょう!